なまえ:ちょっ……昴。ま、待って。練習じゃな……っんん……
昴:あ?じゃーこっちも練習だ。
なまえ:え?れ、練習?
昴:そう、バカ子に愛の特別授業。補習の時間だ。
なまえ:……っん……。
昴:んー
真山なまえ、お前は他の科目は優秀なのに この授業だけ何故か物覚え悪いみたいだなー。そんな事じゃダメだぞ?
オレは教師みたいにそう言って少し上気して来た彼女の下唇をちゅっと吸う。
なまえ:……っ
昴:安心しろ、
真山には先生がついてる。先生が専属で個人授業して、しっかりと手取り足取り教えてやるよ。
昴:そうだなー。先ずは、一番重要な事から教えるか。
昴:一柳昴が、誰をどれほど愛してるか。ちゃんと覚えて貰わねーとな。分かるまできっちりと教えてやるよ。(ちゅっ)
昴:
なまえ なまえ:……ふぁ……
昴:先生はスパルタだからな。覚悟しとけよ?
昴:ああ、そうだ。さっきのおバカ解答のおしおきもしないとな。お前、今夜は徹夜で、お勉強だな。フフ……
なまえ:……え?えー。
昴:安心しろ。先生もちゃーんと付き合ってやるから。ん?そうか、嬉しいか。じゃあ特別に、気合い入れて一生懸命教えてやるからお前もしっかりついて来いよ?(ニヤリ)
なまえ:え?か、堪忍してーー。
昴:ダーメ、
真山、先生と一緒にがんばろーな。クスクス……
オレは彼女を抱き抱え、リビングを後にした。
19。へ続く。
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