穂積:え?食わないでそんなに飲んでダメだろう。何か食え。
なまえ:何があるか、分かんないしぃ。
小野瀬:何が食べたいか言ってごらん。君の食べたいものでいいから。
なまえ:食べたいものって、こういうお洒落なお店じゃ無さそうだもん。
穂積:なんだ?言ってみろ。ここは意外とあったりするんだ。
マスターが頷く。
なまえ:じゃあ何か麺類。それと後ルッコラある?あったらモッチァレラチーズとトマトとルッコラでイタリアンサラダ食べたい。
マスター:麺類は何が良いですか?パスタに焼きうどん、焼きそば、にゅーめん、ラーメン、冷やし中華──
なまえ:ええーっ?冷やし中華あるの?本当に?メニュー豊富なんだね。すごーい。えーと、じゃ冷やし中華、お願いします。
マスター:穂積くんがたまに言うんでねぇ。
穂積:冷やし中華、旨そうだな。マスター、俺達にも。
マスター:ね?
なまえ:本当だー(クスクスと笑う)
しばらくすると本当に冷やし中華が出て来た。
なまえ:わっ!本当に冷やし中華が出て来た。美味しそう!いただきまーす。
それからちゅるちゅる、ズルズルとみんなで冷やし中華を食べ、サラダをパクついて彼女は
なまえ:さ、飲むぞーー!
こともあろうに、スピリタスの[エクストラドライマティーニ]を注文し飲み始めた。これにはマスターも驚いた。
マスター:お嬢さん、強いね。
なまえ:うふふ、まだまだイケるよー。
と色っぽい目つきで、ウフッと笑ってから、平気な顔で味わった。
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