昴:い、いや、違うよ?ほら、オレも気が動転してたから記憶が曖昧なんだ。
なまえ:………。
昴:……もう1つは?
なまえ:カメラ回ってたような気するんだけど……やっぱり証拠物件だから、みんな見るよね?
昴:………あー、あれだ、気にするな。な?
なまえ:……ムリ……グシュ……みっともない……いい笑い者だ……。
そういうと彼女は背を向けてしまった。
昴:みっともなくなんかねーって。笑うヤツがいたら、オレがぶん殴ってやる!
なまえ:……ダメ!
昴:ん?
なまえ:昴はキャリアなんだから、ぶん殴ったりしちゃ、ダメ。良いよ。……僕、がんばる。手、出しちゃダメだからね。約束して。
言いながらこちらを向きオレの顔を両側から持ち真っ直ぐ目を合わせてくる。
昴:……前向きに善処します。
なまえ:んー?それじゃダメよぉー。約束。…しないともうちゅーしないよ?
昴:それはイヤだから約束するかー。分かったよ、約束。
なまえ:本当だよ?僕も気にするの極力、止める。だから、昴も我慢してね?
昴:ああ、なぁ、約束したんだからキスしろよ。
なまえ:ん?ふふ…僕のご主人さまは、本当、オレさまだ。…クス…(ちゅっ)
イチャイチャしてると室長から電話が掛かるが、彼女が勘違いをしてヤキモチを妬き始める。
珍しい彼女のヤキモチをちょっと嬉しく思いながら、なんとか、寝かしつける。
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