穂積:いち、にー、さんっ!
ババンッ!バン!バン!バンッ!
数発の銃声が響き渡る。
昴がNo.0 の腕を撃ち、奴の銃が転がる。
昴はNo.0 に標準を合わせ銃を向けたまま
昴:動くな!動けば撃つ!!
だが、No.0 が銃に手を伸ばす。すかさずその銃の傍を撃ち跳ね飛ばす。
昴:おい、動くなと言ったろ。オレは今、猛烈に腹が立ってる。次は本当に貴様を撃つぜ。
No.0 :くくく…あはは…
突如、No.0 は笑い出す。
なまえ:ひぃぎゃあぁぁあぁぁぐがあぁあぁーがぁああぁぁあーァアー
なまえが凄まじい声で狂ったように絶叫し、バタバタと暴れる。
昴:なっ…!なまえ!?…てめえーっ!何、しやがったっ!!
いきり立つ、昴を嘲るように笑い続けるNo.0 に思わず引き金を引いてしまいたい衝動が起こる。
穂積:昴っ!!
穂積と明智が駆け寄り、No.0 を逮捕する。
穂積の声で我に返った昴は急いで、なまえを助けに向かう。
なまえの絶叫が響き渡る中、穂積がNo.0 の、胸ぐらを掴み吊し上げる。
穂積:お前、何しやがった。
No.0 :フン、渋てー女だ。でも、くっくく…最大にしてやった。幾らなんでも(下卑た笑いを浮かべ)もうショックで死ぬだろう。拷問によく使われるんだ。地獄の苦しみだろうよ…くっくっあははは…。
穂積が鬼の形相で殴り付けるとポケットからリモコンが落ちる。
明智:これは…?
明智が拾い上げる。
穂積:それだっ!明智、スイッチ切れっ!!
明智が慌てて最大になったスイッチを反対に回し切る。動いていた、メーター針が動きを止める。
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