千佳:ちょっとアンタ達!
ふみ:リーダーにバカ、バカ言わないでよ。リーダーはバカじゃないんだからっ!
たけ:普段、泣かねーふみや千佳を泣かすような奴は『バカ』だよ。
柴ちゃん:だよ。どんだけオレ等が心配したと思ってんだよ。
なまえ:だな。みんな心配掛けてごめん。
ふみ・千佳:リーダー…うわーん…
柴ちゃん・たけ:あっ、真山ー、俺達の女、泣かすんじゃねーよ!…っとに、しょうがねえな。
柴ちゃんが千佳の、たけがふみの腕を引っ張り、胸に抱くと演舞の練習の後、昴がやったのと同じように、ポンポンと背中を叩いた。
恥ずかしいのか、柴ちゃんもたけも赤い顔をしている。
長峰:千佳、ふみ、リーダーのおかげでご希望が叶ったじゃないか。
ふみ:あっ、本当だ。やったー!リーダー、サンキュー!
なまえ:え?
思わぬ所で礼を言われ返答に困った彼女を見て
たけ:お前、それヘンだろ?真山が困ってるよ。
ふみ:あ、そうか。
マイペースなふみにみんなが笑い出す。
柴ちゃん:しかし、お前に会えるって聞いて来てみてびっくりだよ。
たけ:そーだよ。官邸なんて初めて来た。総理大臣が居るし…それに、あの人警視総監って…俺達、超場違いじゃね?
柴ちゃん:お前、いつの間にそんなスゲー方達とお知り合いになってんだよ?
なまえ:あー総理は結菜姉ちゃんのお父さんだし、総監は昴のお父さんなんだ。
友達一同:ええーっ!
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