平泉:やあ、真山さん、とても綺麗だ。
なまえ:こんばんは。ありがとうございます。
結菜:なまえちゃんとても可愛い。良く似合ってるよ。
なまえ:結菜姉ちゃんありがとう!
結菜: 裕子さんが仕事関係の集まりで今東京にいないらしいの。行けなくてごめんって。残念がってたわ。後で写真見せてって言ってたよ。
なまえ:そっか。分かった。伝言ありがとう。とりあえず後で電話してみるわ。
結菜:うん。そうしてあげて。
平泉:おや?一柳さん、マフラーをもらったのかい?
隆一:ええ。
平泉:私もこの前結菜にもらったんだ。毎日使ってるんだが、良いものだね。娘からもらうって。
隆一:ええ、そうですね。(微笑む)
父さんと総理が話し始める。ふと、見ると彼女の友達が彼女に話し掛けたそうに遠巻きに様子を見ていた。オレは父さん達に挨拶をして彼女を連れて行く事にした。
ミイコ:あっ、来た!真山さーん!
わらわらと近寄り車椅子の彼女に抱き付くと
ミイコ・千佳・ふみ:うわーん、生きてるー!良かった!
と泣き出した。だが、それも無理はなく万が一にも みんなを巻き込んではいけないと連絡は取り合っていたものの、用心し会う事はしなかった。撃たれて以来、はじめて会った事になる。
きよ:当たり前だ。真山さんがそんなに簡単に死ぬわけないだろう!
国枝・長峰:だな。
たけ:このバカっ!心配させやがって!
柴ちゃん:気を付けろって言ったのにドジ踏みやがって。バカやろう!
なまえ:うー、ごめん…。
仲間がホッとしたような、泣きそうな顔で文句を言うのを大人しく謝りながら聞いている。
.