昴:初詣警備なんて、普通は嫌がる所だろう。お前は変わってんな。(頭を撫でる)
なまえ:だって、やってみないと分かんないじゃん。
桂木:(微笑んで)なまえさんは前向きで一生懸命ですね。こんな部下を持った穂積が羨ましい。
なまえ:あー、でも室長は(声真似をして)『アンタは本当に、心配ばっか掛けて。私の髪が薄くなったらアホチビのせいよ。少しは大人しくしなさーい』って、言ってますよ。
後ろ頭を掻きつつ、言う彼女に 桂木さんは目をパチパチさせて、驚いていた。
桂木:今のは……穂積がいるようでしたが…。
昴:あー、驚きました?声真似、なまえの特技の1つなんですよ。かなりなもんでしょ?大抵のヤツは真似、出来るらしいです。たぶん、桂木さんやオレの真似も出来ますよ。
桂木:えっ!私のも出来るんですか?なまえさん。
なまえ:えっ、ええ、大抵出来るんで、たぶん、出来ます…。
桂木:大抵出来るんですか…。ちょっとやってみてくれませんか?
なまえ:え?桂木さんの真似ですか?
桂木:ええ、聞いてみたいです。
なまえ:あの、良いですけど、気分悪くしないで下さいね?約束ですよ?
桂木:分かりました。約束します。
なまえ:えっと…じゃ、目を閉じてて貰えますか?見られてると恥ずかしいんで。
桂木:はい。(目を閉じる)
なまえ:えっと、桂木班のみなさんのある日の会話の体(てい)で…。では、コホン。
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