昴:父さん、外食も良いですが、良かったら家に遊びに来て下さい。なまえと2人で もてなしますよ。なまえの料理は優しい味がして旨いんですよ。なんだか母さんの料理を思い出します。
隆一:ほう、菫の…、それは楽しみだ。今度是非、伺うよ。
なまえ:はいっ!お母さんの料理にはおよばないかも知れませんけど、腕によりをかけてお作りします。
なまえ:お義父さん、あの、気を付けて。ご飯ご一緒出来るの楽しみに待ってますね。
隆一:ああ、ありがとう。(優しく微笑む)
なまえ:やっぱり、昴はお義父さん似かな。
昴:ん?
隆一:似てるかい?
なまえ:ふふ…笑った顔が2人共、似てますよ。
昴:そうか?
なまえ:うん、優しい笑顔がね。
隆一:そう言えば、昴はよく笑うようになって表情が豊かになったな。なまえさんのおかげかな。(楽し気に笑う)
昴:何ですか、いきなり。
隆一:ははは、ほら、そうやって照れる…。前はいつもポーカーフェイスだっただろう。
コンコン─。「警視総監、お時間です。」とドアの向こうから声が掛かる。
隆一:ああ、分かった。なまえさん、せっかく来てくれたのにすまないが行かなくてはいけない。今度、遊びに伺うのを楽しみにしているよ。
なまえ:はい。お義父さん、お仕事頑張って下さいね。
隆一:ああ、ありがとう。君も昴も気をつけて。
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