警視庁17階警視総監室
昴:海司、お疲れ。世話になるな。
海司:昴さん、お疲れさまです。よう、なまえ、退院したのか?
なまえ:うん、さっき。まだ、この通り車椅子なんだけどさ。
海司:あんま、焦んなよ。(ガシガシと頭を撫でる)そうだ、結菜が会いたがってたから今度昴さんと2人で飯食いに来いよ。
なまえ:うん。ありがとう!姉ちゃんにもよろしく伝えて。
海司:ああ、挨拶に来たんだろ?
コンコン、とノックし
海司:一柳警視総監、昴さん達がみえました。
隆一:やぁ、なまえさん、よく来たね。
なまえ:失礼します。こんにちは。おかげさまで先程、退院出来ました。
隆一:退院おめでとう!私を守って怪我をしたのに、なかなかお見舞いにも行けずにすまなかったね。もう痛まないかい?
なまえ:はい。大丈夫ですよ。僕こそ、長い事あんなに立派な個室を使わせてもらって沢山お金を使わせてしまって申し訳ないです。ありがとうございました。
隆一:そんな事は気にしなくても良いよ。君は私の命の恩人だからね。その位の事はさせて欲しい。犯人が捕まって落ち着いたら、又一緒に食事でもしてくれるかい?
なまえ:はい!よろこんで。お義父さん…あ、お義父さんって呼んだら、気が早い…かな?えっと…。
隆一:いや、お父さんで構わないよ。こんな可愛い娘が出来るなんて私も嬉しいからね。
彼女がはにかんで笑う。
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