昴:父さん、お待たせしましたか?
隆一:いや、急がせてすまないな。
昴:いえ、父さん、紹介します。彼女が真山なまえさん。なまえ、この人がオレの父さんだ。
なまえ:は、はじめまして。真山なまえです。す、昴さんには大変お世話になっております。本日はお会い出来て嬉しいです。あ、あの…こ、こんな格好で申し訳ありません。
隆一:昴の父の隆一です。こちらこそお疲れの所、呼び出して申し訳ない。仕事帰りに無理を言ったのは私の方ですから、気にしないで下さい。先日は君に大変迷惑を掛けて申し訳ない。火傷の具合はどうですか?
なまえ:は、はいっ!も、もう、だ、大丈夫です!
隆一:そうですか。それなら、少し安心しました。あ、どうぞ掛けて下さい。食事にしましょう。
なまえ:は、はいっ!
昴:…プッ、なまえ、ロボットみたいになってるぞ。ククッ…手も震えてるし。そんなに緊張したら食事が出来ないだろ?大丈夫だから。
なまえ:えっ、は、はい…。(真っ赤になって俯く)
隆一:昴、笑ったら可哀想だろう。なまえさんいつも通りに食事を楽しんでくれませんか?その方が私も楽しい。
隆一がにっこりと優しい笑みを向けて来る。
なまえ:(あ、笑うと昴に似てる…)…はい!
なまえも微笑み返す。
それをきっかけになまえも少しリラックス出来、みんなで美味しい食事と会話を楽しんだ。
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