さっさと座り、食べ始める黒澤の隣でなかなか料理に手を伸ばさない石神と後藤に取り皿に料理を取って渡す。
なまえ:あの、どうぞ?嫌いな物、入ってないと良いんですけど。
石神:ありがとうございます。
後藤:すまない。
黒澤:あーなんだー、待ってれば取って貰えたのかー。あの、オレにも、取ってくれませんか?
なまえ:あ、はい。
黒澤:それから、名前、教えて下さい。
取り皿を差し出され、受け取りながら
なまえ:あ、申し遅れました。自分は緊急特命捜査室の真山なまえです。
石神:ほう、あなたが真山さんですか。思ったより小さい方なんですね。
なまえ:え?は、はぁ……。
後藤:……本当にお前が、1人で男8人倒したのか?真山なまえ。
なまえ:あ、はい。本当です…。
黒澤:へぇースゴいですね。あ、オレは黒澤透巡査部長。こちらは、石神秀樹警視と後藤誠二警部補です。
なまえ:ご、ご丁寧にありがとうございます。あ、あの…黒澤さん、何か欲しいものはありますか?
黒澤:じゃあ、なまえちゃんが作った物、入れて下さい。
なまえ:は? はぁ…。
面食らいながらも料理を取ろうとすると、昴が取り皿を奪い不機嫌な顔をしながらドサドサと適当に取り入れ、黒澤に突き出す。
昴:黒澤、オレのなまえを使ってんじゃねー。自分で取れ。
そら:うわぁー、キャリアってば、独占欲丸し
後藤:フッ……。
昴:何だ、後藤。
後藤:さっきの借り物といい、たまに来ると面白いものが見られると思ってな。
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