きよ:お前達、もう自己紹介はされてるよ。
国枝:もう会ってるんだよ、そこにいらしゃるよ。
たけ・柴ちゃん:えっ!?この人達の中にいんの?
ミイコ:いる、いる。お前らなんか比べもんにならん位の超ーイケメンでいい男の彼氏さんが。当ててみろよ。
たけと柴ちゃんがじーっと1人ずつ見る。
柴ちゃん:……。つーかさ、今気が付いたけど、みんなヤバくね?
たけ:おう、超レベル高ぇー。真山、おめーどんだけイケメンに囲まれて暮らしてんのよ。
ふみ・千佳:本当だよ。うらやましいー。
たけ・柴ちゃん:俺らがいんだろ!
笑いが起こる。
長峰:…あの、赤い髪の人?
ふみ:わぁー、本当だ、いい男…モテそう。でも…あの金髪の人も凄いイケメンだよ。強そうだし、あの人?
千佳:あ、あのモデルみたいな人じゃない?柴ちゃんどう思う?
柴ちゃん:うーん全員イケメンじゃ、イケメンはヒントにならねーな…。
柴ちゃん:あっ!いいこと思い付いた真山、お前、ゆっくり1人ずつ見て行けよ。
なまえ:うん?見るって?
たけ:ああ、なるほどな! 顔、見んだよ。見つめんの。
なまえ:??…あ、ああ。
柴ちゃん・たけ:………分かった!!千佳が言ったモデルみたいなあんちゃんだろ?!
ミイコ:じゃあ、正解発表ー。では、真山さん、彼氏さんの所に行って下さーい!!
戸惑っていると早くコールが起こり、なまえが照れくさそうに昴の所に行く。
ボソッと「なんか、ごめん…」と言い、俯くなまえの頭をポンとしながら小声で「いや、誉められて、悪い気はしねーよ」とフッと一瞬笑った。
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