ミイコ:お茶ッス。どうぞ。
穂積:あら、ありがとう。自己紹介も済んだし、来てすぐじゃなんだから、ちょっとお茶でも飲んで休憩して。だけど、アンタ達って礼儀正しくて体育会系ね。
国枝:そうですね、失礼な事は真山さんがお嫌いでしたから。
なまえ:え?そうか?
ふみ:えー、忘れたの?昔、新入りが、公園のおっちゃん達に傍若無人に振る舞ったら、失礼な事すんじゃねーって、キレてさ、みんなで止めたよね。
たけ:(真似しながら)『おい、今やった事をてめえがやられたら、悔しくねぇのか?自分がやられて嫌な事は人様にもすんじゃねー!』ってな。
千佳:あん時は怖かったねー。
長峰:でも、カッコ良かったぞ。
ミイコ:うんうん、格好良かった!姐さんは、怒る時は怖えーけど、いつもちゃんと見ててくれて、誉める時は誉めてくれるしな…、結局、そん時、怒られた里美の奴も姐さんになついちまって。
柴ちゃん:そうそう、怒られたり、敵でやり合った奴らにまで、いつの間にか好かれちまって、仲良くなっちゃうんだよな。真山は。
きよ:そこが、真山さんのすげー所だ。
皆が、「だな。」と頷く。
なまえ:……。もう良いよ…。(赤くなる)
たけ:なんだ、相変わらずテレ屋なんだな。
千佳:本当だ。なんか変わってなくて、ホッとするね。
柴ちゃん:だな…警官になるって言うからさ、変わっちまうかと思ったけど……。
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