小野瀬:…下手に睨まれたらお取り潰しになりかねないか……。
藤守・如月・なまえ:えーーっ!
なまえ:そ、そこまで及ぶの? やだよ…そんなの。
穂積:ま、最悪の場合、可能性もあるかもって話。ご希望通りなら、付け入る隙もないでしょ。
穂積:所で、チビ助はやった事あるの?
なまえ:ん、(思い出し、嫌そうに)日頃素行が悪い罰だとか何とか…訳分かんねー理由で、先公に、無理矢理押っ付けられた!
穂積:先公じゃないでしょ、先生よ。で、何やったの?
なまえ:一世風靡セピアの『前略、道の上より』
小野瀬:又、古いのにしたねー。
穂積:よくそんなの知ってたじゃない。
なまえ:知らなかった。先公が選んだの。「お前、これやれ」ってさ、やらされたんだ。(口を尖らし、膨れっ面になる)
穂積:せ・ん・せ・い でしょ。だから、タコみたいな顔しない! で、振り付け覚えてる?
なまえ:覚えてる。嫌って位、練習したから。
穂積:ちょっとやってみて。
なまえ:えー?今?1人で?音楽も無いのに? 無茶だよぉ……。
穂積:だって見ないと分からないじゃない。
なまえ:はぁー(ため息を付き、がっくりと項垂れる)……ちょっと待って下さい…。
なまえ:もしもし?あ、度々悪りぃ。あのさ、昔、体育祭の演舞のやって貰ったろ? ああ、そう。あれ、まだ覚えてる?…そう、…ふーん、そっか。じゃあ音もまだあるんだ。……それも持って来て?う…ん、成り行きでさ、踊らないといけないの。ああ、じゃあ、頼むね。
なまえ:後で国枝達が音楽とか、持って来てくれるんでちょっと待ってて貰えますか?
穂積:じゃあ、応援団は一先ず置いといて。先に参加競技決めましょうか。
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