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『い、色気、か』『気持ちを盛り上げるには、下着も重要ッス! なんなら、お手伝いしますよ』 『えっ!? い、いや、いいよ。自分で着させてもらうよ』『真山さん、真っ赤ッス。可愛いー』『ばか、からかうなよぉー』『本当にミイコの言う通りですよ。真山さんは可愛いし、優しいし、強えーし、いつも一生懸命で……』ときよが、褒め始めると、真山の恥ずかしそうな声がする。『ああ? だからからかうなって!』『きよは、からかってないッスよ! なあ? でも不思議なんスけど、それでなんで男作んないんスか?』とミイコの声。『真山さん。まさかとは思うんですが。もしかして……。まだ、あの男の事引きずってるんじゃ──』『国っ! やめろっ!』 珍しく真山が、強い口調で遮る。(あ? あの男? なんだ? つーかこれ、聞いたらマズいか? でも……気になる。…………真山、許せ)『す、すいません』『あっ……。い、いや僕こそ、すまん。つい……』『えー? なんなんッスか? きよ、お前知ってる? ……じゃあ、国さんだけ知ってんスか? なんで? 二人だけの秘密ッスか?』『いや、そうじゃねーよ。大した事じゃないんだ。別に隠してた訳じゃない。昔の、終わった事だから言わなかっただけだ。国とは、その頃から遊んでたから知ってんだよ。なんだよ。二人とも。そんな顔すんな。ったく、言う程珍しい話じゃないぞ? 昔な、男に逃げられた事が、あんだよ。そんだけ。よくある話だろ。ははは……』真山の少し渇いた笑い声。(逃げられた?)『すんません……』『なんだよ。国、謝るな。引きずってねーよ。ヤツの事なんか、忘れてたしな。男がいねーのは、単純にモテねーの。僕、男みたいだから……全然モテねーんだよ。仕事、仕事だしな』『じゃあ、みんなで街コンとか参加するとかして、男見つけに行きますか?』『ああ? 街コンってなんだ?』『街でやる合コンスよ』『あ? 合コンか。そーいうのは、いーよ。なんかなあ、苦手だ。つーか、ミイコは彼氏いんじゃねーか。浮気はダーメ!』『真山さんは、かたいなー』『かたいとかの問題じゃねーよ。僕は浮気の片棒なんか、担がないからなー』
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