昴:桂木さん、止めて下さい。それはみんなに見せる為の物じゃありません!
桂木:えっ、あ、すまん。
呆気に取られていた桂木が慌てて止める。
昴:だいたい、何でここにあるんです?
桂木:いや、そらがこれを再生してくれと言ってだな…。そら、どういう事なんだ?
そら:いや、落とし物、中確認しないとって…
桂木:落とし物…!?
小野瀬:なるほどねぇ。
小笠原:通りでおかしな映像だと思った。
藤守:それは…ちょっと…まずかったかも知れんね。ごめんな。
瑞貴:ですね。昴さん、なまえちゃん、すみませんでした。
如月:チビ…ごめん。
桂木:お前も謝らないか!
そら:ご、ごめんね。なまえちゃん、確認してすぐ止めるつもりで、楽しそうなんで、つい、見入っちゃって…本当にごめんなさい!
桂木:真山さん、申し訳ありませんでした。嫌な思いをさせて。
なまえ:え?そ、そんな、もう良いですよ!ねっ!昴。僕達がラブラブなのは見れば分かっちゃうもんねー。(赤い顔のまま、必死で笑う)
なまえ:あ、このハンディカム、桂木さんにもらったやつですよ。とっても良いものを下さってありがとうございます。使いやすいし、軽いし、長時間使えるし、プロジェクター機能まであって便利だし!ほら、画質も綺麗だったでしょ?もう凄くお気に入りなんですよ。
なまえ:僕、落としたの気が付かなくて無くしちゃう所でした!そらさんが拾ってくれて、戻って来て良かったです。ありがとう!そらさん。ねっ、昴、戻って良かったよねっ!
昴:…あ、ああ、そうだな。2人のお気に入りだもんな。ありがとうな、そら。
なまえ:さあ、お腹空いたし、はじめましょー。ねっ、桂木さん、室長。
桂木:あ、ああ…はじめましょう。
穂積:フッ。……さあ、呑むか!桂木さん、乾杯やって下さいよ。
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