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「落ち着け。色々、気を使い過ぎ。大丈夫だよ。子供じゃねーんだから。アレルギーがあったら、自分から言って来るだろう。そんなに至れり尽くせりしなくていいの。それにな、用意してもらってて、文句言ったらオレが張り倒してやる。さっきも言ったけどな、お前はちょっと働き過ぎだし、気を使い過ぎ。そんなにな、一日中気を張ってるとその内、身体が『もう限界だー』って熱、出るよ。いつも無理すっと、そうだろうが」「うー、いつも迷惑掛けてごめんなさい」「ばか、迷惑じゃねーよ。お前の看病位幾らでもしてやるよ。オレはそんな事言ってんじゃねーの。無理して熱が出ると、お前が苦しいだろう。そうでなくても、お前は熱に弱くて、ふーふー言って苦しむじゃねーか。それがいやだって言ってんの」「昴の言う通りだぞ、チビ。お前が倒れでもしたら、みんなが心配するぞ。何もお前ひとりで家事をやる必要はないんだ」 明智さんが言う。続き小笠原が掩護する。「君、いつも言ってるじゃない。仕事に男も女もないって。今回だって一緒だよ」「そうですよ。なまえさん。分担してみんなでやりましょう」 桂木さんが言い、ご飯が済んだら当番を決めるなりしようという事になった。気にしてるので、一応アレルギーについては何かあれば申告するようにと飯の時に伝えた。メニューについては、独身者の連中が多数だ。いつもより旨い飯が食えると喜んでいて、彼女もホッとしてた。とりあえず、彼女の気掛かりは無くなったワケだ。 飯の後片付けは準備に参加しなかった連中にやらせ──現場指導に明智さんと石神があたった。彼女は洗濯へ。一緒に手伝って干す。「かぁー! 何でなまえが他の野郎のパンツ干さなきゃなんねーんだ! 貸せ! パンツはオレが干す」「えーそんな、パンツ位で怒んないの。中、見てる訳じゃないんだよ? ふふ」「当たり前だ。パンツだって、冗談じゃねーつーのに、中なんてとんでもねー! そんなの見せる野郎がいたら張り倒す」「ふふ。すぅってば、ヤキモチ妬いて可愛い。可愛くて、これが家なら、ちゅうしちゃうとこだよ?」「あ? オレはどこだってかまわねーんだけど?」「何、言ってんの。ダーメ」 廊下から『うわー。またチビと一柳さんがイチャイチャしてて入っていけなーい』と如月が騒いでるのが聞こえた。「イチャイチャなんてしてませんー。如月さん、台所、終わったの? お疲れさま あ、こっちももう終わるよ。ありがとう」 そんな会話をしてると明智さんが来た。
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