昴:なまえ……
なまえ:んー?
昴:お前が疲れてるのは分かってんだけど……。
昴:オレ、もう深刻ななまえ不足。飢えそーなんでそろそろ補給してーんだけど、供給はまだ先でしょーか?
少しおどけて言うと、彼女が笑う。
なまえ:何?その食糧難みたいなの…ふふ…。
お風呂で温まりピンク色になった頬で、クスクス笑う彼女はちょっと眩しく見える。
昴:……あんまり、可愛い顔されっと、我慢出来なくなるけど?(ちゅっ)
なまえ:……っん……
なまえ:可愛いって。クマが出来て幽霊みたいに酷いって言われたのに?
昴:さっきより血行が良くなって頬っぺピンク色だしな、クマがあっても、可愛いの。
なまえ:ふふ、昴ってば、又チビバカって言われるよ。
昴:良いよ。本当に可愛いんだからな。(ちゅっ)……なー、さすがに、今夜は寝ねーとマズい?
なまえ:う、うん…今、こういうヤマの最中に、…やっぱ不謹慎かな……?
昴:ん、それは……かなー…でも、お前の誕生日で特別だし、何て言うか…もうちょいイチャイチャしてーよな。
自分でも恥ずかしい事言ってんなーと思い、顔が赤くなる。でもこれが、本音。
なまえ:うん、僕も…不謹慎かも、だけど もっとイチャイチャしてたい……。
彼女が恥ずかしそうに、でも、くりっとした瞳で上目遣い気味にオレを見つめる。
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