桂木:穂積、
皆と行こうとしてた所を桂木が呼び止める
桂木:あの時は世話になったな。本来なら我々が護らなくてはならなかったのに。真山さんはもう大丈夫なのか?
穂積:ああ…。あの時は、うちの連中と言うより、アイツ1人の活躍でしたけど…アイツはあの通り、もうすっかり元気ですよ。びっくりするでしょ(笑う)
桂木:ああ、本当に。あんな小さな身体で男8人も倒してしまうとは…驚いたよ。おまけにもう、うちの連中とも馴染んでる。不思議な子だな。
穂積:…桂木さんが興味を持つなんて珍しいですね。
桂木:いや、誤解するなよ?変な意味ではなくてだな…。
穂積:分かってますよ。ま、その辺のとはちょっと違いますからね。
桂木:…うちの班に欲しい位だよ。
穂積:アイツは跳ねっ返りで言う事は聞かないし、手が掛かりますよ?
桂木:ん?なんだ、手放す気あるのか?
穂積:…いや、ありません。桂木さんでもチビ助は譲れません。あんな面白いの、そうそう渡せませんよ。
桂木:フッ、そうか(微笑む)
明智:ボス、行かないんですか?
穂積:いや、今行く。(桂木に)行きますか。
桂木:そうだな。
そう言って、少し前を行くみんなと合流する。
結菜:もう少しくるみちゃんが大きくなったら又、みんなで来たいですよね。
穂積:その頃はもう何人か増えていそうですね。
結菜:ふふ。そうなったら、幸せが増えるみたいで良いですね。
.