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● ○ ● ○ そして、ようやく予約した日を迎えた。今は仕事も終わりみんな着替え中。オレはお着換えコーナーで彼女のメイク中。「うん。我ながらすごく上手くいった。お前、いつも以上にまぶしい。もう目を奪われる。最高にセクシーで綺麗だ。しかも、そうやって笑うとエロ可愛い。あーこのまま連れて帰ってひとりじめしてー。もったいなくて他のやつに見せたくねー」「もう、照れる……でも、ありがと」「よし。ちょっと立ってごらん。ん、いい女だ。そうだ、行く前に写真撮ろう」「ねぇ? ガーターベルト、下品に見えない? 大丈夫?」「うん。動いた時にスリットから見えるけど、下品じゃねーよ。すっげーセクシー。そそる。やっぱり連れて帰ろうかなあ」 ちょっと詰め寄ると彼女が目を白黒させる。おもしろい。「え? ちょ、ちょっと?」「あ? だってこんなおいしそうなものが目の前にあるのにさぁ……」「あ、あの……か、からかってる? 待って、え? あのぉ……だ、だって今は、さすがにダメだよ?」 赤い顔で焦りまくる彼女。「ぷっあはは……。お前の今の顔。はっはは」「あー! やっぱりーぃ。からかってぇー! もう、もー!」「ごめん、ごめん。分かってるって。中華、楽しみにしてんだもんな。ふふ。実はさ、オレも楽しみにしてんだよ」「すぅも? 楽しみ?」「ああ。すごく楽しみだ。さ、そろそろ泪お父さんに怒られるから行こうか?」「うん」 お着換えコーナーから出ると、みんなもう待ってた。「あ、やっと出て来た。遅いわよ。あらチビ助、馬子にも衣裳ねえ」「これは綺麗だねえ。おチビちゃん素敵だよ」「チビ、綺麗だし、大人っぽいなー。いい感じ。ね? 藤守さん」「ほんまやね、如月くん。さすが、うちのお嬢や」「綺麗」「よく似合うじゃないか。チビ」「えへへ」「じゃあ、行きましょうか。源次郎と石神さん達もそろそろ下に来る頃だし」「あのーその前にですねえ。僕からひとつお話があるんですわ」 藤守がまた妙な東京弁で話し始めた。ろくな話しじゃない気がする。みんなもそう感じたのか、身構えた。
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