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「はい! そうです。藤守さんは、昴の前に相棒を組んでいただいてたので、お話する機会も多かったですから」「君は、買い物上手ですね」 石神が褒める。「ですね。なまえお見事だった」 後藤も同意すると、黒澤がうんうんと頷いた。「一人じゃ恥ずかしくてなかなか値切れないけど、藤守さんたちが値切ってくれたから頑張ってみましたー。秀樹兄ちゃんも、それからみんなも、今度我が家に遊びに来て。たこ焼きパーティーしよー。あ、その時はお酒は持って来てねー」 その言葉に、瑞貴と真壁が笑い出した。「ふふ。なまえちゃんはしっかりものですね」「やりくり上手な奥さんなんですね」「へへ。せこかった? だってさ、愛する旦那様と僕が一生懸命、働いたお金だからね。大事に有意義に使わないとねー。節約するとこは節約して、楽しむ時にはケチケチしないで楽しむ」「可愛い顔に綺麗な足と身体。その上、優しく気配りが出来てやりくり上手……理想的だ」 アニがぽーっとした顔で呟く。「兄貴? そうかも知れへんけど、なんやその言い方はちょーっとあかんで?」「気持ち悪い。セクハラ」 小笠原が言うと如月達も『そうだ。そうだ』と騒ぐ。「ずっと思ってたんだが、どうもいちいちエロいんだよな。いくら藤守の兄貴でもオレの大事な女房に手出したら、生かしとかねーぞ。こいつはオレのだ」 じろりと睨みながら釘をさす。「なまえ、そっちは危ねーからこっち来い。それと、もう大阪弁はおしまい。どこぞのエロ兄貴が興奮してセクハラされたら困るだろ」「昴ぅ。その言い方はかわいそうだよぉ。お兄さんだって、そんな事きっとしないよ。心配し過ぎ。それに、この僕が大人しく言う事をきく筈ないでしょ。僕はね、惚れた相手以外はお断りだし、痴漢行為なんて許さないよ」「藤守さんのお兄さん、やめた方が良いですよー。こう見えてチビの蹴りはすごいですからね。大事なもん潰れますよー」「確かに、なまえさんの蹴りはすごいですね」「そりゃあ、そうよ。桂木さん。この子、こんな童顔で可愛らしい顔してても[夜叉]ですもの」「チビにそんな事したら、夜叉キックと悪魔のお仕置きとメラメラ大魔王の制裁が炸裂する」「いや、小笠原。俺を忘れてるよ。ルイお父さんだけじゃない。お母さんからもたっぷりとお礼してあげるよ」「チビに不埒な行いをするようなら、俺も黙ってはいないぞ」「ちなみに、俺もきっと投げ飛ばしますよー。俺、チビのこう兄ですから。あ、もしかすると海司さんにも投げ飛ばされますよ」「なら俺は、俺の掴んでるデータから秘密をばら撒くよ。セクハラは許せない」「あーら、そんなの分かってる筈よ。さっきも言ったじゃない。ちなみに私のモットーは有言実行よ?」「兄貴、悪い事言わへんから、やめとき。死ぬで?」
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