穂積:そういえばアンタ、最近はご飯食べられるようになったの?
なまえ:はぁ…だいぶ……。
穂積:なら良かった。やれやれね。でも昴、良いの?きっとこれからも心配させられるわよ。
藤守:そうやね、チビのおてんばは治らんかも知れんね…。
如月:だねー。
小笠原:(昴に)苦労するって。良いの?
なまえ:………。(シュンとする)
昴:(フッと笑いながら
なまえの頭をポンポンする)ええ、そりゃ怪我はして欲しくねーけど、おてんばでも良いですよ。
如月:ちぇ、手に余るって言ったらもらっちゃおーと思ったのに。
昴:お見通しなんだよ。誰がやるか。
小笠原:(
なまえに)…だってさ。良かったね。
なまえ:え?
小笠原:君、ちょっと心配だったんでしょ?そんな顔してた。
穂積:本当よね。アホチビ、この物好きは、アンタがアホでも顔が腫れ上がってへちゃむくれのブス子でも、愛想尽かしてないらしいわ。ま、私達も跳ねっ返り娘には大概、馴れたけどね。
藤守・如月・小笠原・明智:ですね。
なまえがパッと顔を上げるとみんなの優しい笑顔がある。
なまえ:……。(うるっと来てる)
藤守:なんや、最近前より泣き虫になったんちゃう?
小笠原:だね。
明智:やっぱり前より泣き虫なのは、彼氏が出来てチビも女の子らしくなったって事か?
なまえ:…な、泣いてないもん。さぁ食べよ、いただきまーす。
如月:そーやって慌て気味に食べると小動物みたい。頬袋があったりしてー。
穂積:食いしん坊だからあるかもな。
藤守:あー、あるかも知れませんね。
なまえ:なっ、ないよ。もーぉ!
その様子に笑いがおこる。楽しいランチタイムを過ごす面々だった。
6。に続く。
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