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「えー俺も、チビのおパンツ見たいー!」「ああ? 如月、何だ? なまえのパンツがどうしたって?」「あっ! い、一柳さん、嘘、嘘! 冗談ですー。うわー! ぎゃー! ギブ、ギブ! 一柳さーん、頭はやめてぇー! 抜けるぅー!!」「あら、如月? ちゃんとやらないと、私からもおしおきするわよ? そうねえ、丸ハゲにむしってやるからね?!」 悪魔のおしおき予告に如月が『ヒィー』と叫び震え上がる。「チビー助けてー!」 すっかり、いつもの調子で展開されるそんなやり取りに『あーあ』と言いながら彼女が、ころころと屈託なく笑う。 ヤバい仕事の前とは思えない明るさに、神津が驚き目をパチパチと瞬かせる。「……いつもこんな?」「ああ、そうや。チビはな、緊張する場面でいつもああやって明るく振る舞ってくれるんや。緊張が解れるやろ? よう気ぃがつく、俺等の大事な子ぉなんや」 藤守が彼女を見ながら、そう言った。神津は明るく振る舞う彼女を眺め独り言を、呟くみたいにポツリと言った。「……昔も、そうだったのかな? ……俺、見てるようでアイツを見てなかったのか……」「だろうな。お前は、なまえをちっとも分かってなかったんだろ。もし分かってたらな、きっと手放せねーと思うぞ。ま、あいつの良さに今さら気付いても、もう遅せーがな。なまえはオレのだ。誰にも渡さねーよ」「はいはい。心配しなくても……俺にも、もう今はお嬢がいるからな。アイツの事は、アンタに任せるよ」.
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