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どうやら、ブラックで悪魔ななまえちゃんの降臨らしい。 彼女は声色を交えつつ、神津にニヤッとしたまま言う。「昔みたく行かねーんだろー? 大方、声掛けて口説いてる内に『ねぇ……この人見た事ない?』『えー?』『あー、思い出した。ほらあの人よ(ゴニョゴニョ)』『そう言えば……きゃーっ! イケメンなのにねー』って失笑されて、終わりだろ?」「お前、何故それを……見てたのか?」「バーカ。んなの、見てねーし。俺はそんな暇人じゃねーんだよ。見なくても分かんの。未だに本人だけ知らねーのも可哀想だから教えてやっか。おめー聞いた後も気を確かに持って、強く生きろよ? んー?」「何だ? そんなに、アレな事か?」「ああ、俺りゃー男じゃねーから想像だけど、かなり屈辱なんじゃないかあ? ……やっぱ止めとくか? 知らない方が、幸せな事も世の中あるしな」「バカ、言えよ。気になるだろ。なんだ?」「あのなお前、ここいらで【Mr.ソチンさん】って、あだ名ついてんぞ」「ああ? そちん? 粗……チン?」「んーお前さ[Night of heaven]の……、ソープ嬢のルミちゃん覚えてる?」「ソープ? 行った事ねーぞ」「店の事じゃねーよ。その店のルミちゃん、ナンパして遊んだんだろ? ……ったく、やるだけやって覚えてもねーのかよ? おめーマジ、サイテーだな。ああーもー! 口元に、ほくろがあってむっちりしたグラマーな人だよ『ルミがぁねぇー』って語尾を伸ばして話すセクシーな感じの姉ちゃん!」「あっ、思い出した。そーいやぁそんな子ナンパしたわ。ありゃー、お色気たっぷりで、デカ乳にむっちりした桃尻で良かったなー」「言うなっ! んなの詳しく知りたくねーよ!」「何? やきもちか?」「あ? バカ。キモいつってんだよ! このエロじじぃ! ……はぁ。つくづくバカなヤツだな。お前って。あのさーお前、ルミちゃんのあだ名知ってんの? 彼女[スピーカールミ]って有名だったよ? あの人さ秘密とか無理、つーか黙ってらんねーんだよ。当時な、ルミちゃん俺等ん所によく遊びに来てたんだよねぇ。みんなさ、興味津々なお年頃だろ? 喜んで話聞くから、なんつーか色々と話してったんだわ」「話? どんな?」 神津が聞くと『知りてーの?』と確認した後で、彼女はそのルミを色っぽく真似てみせた。「『ゆうべぇールミー、あのイケメンとやったんだけどぉーみんながぁ噂する程ーすごくなかったわよーン。そんなにぃ立派でもーないしぃ。アレならー常連のぉーお客さんでぇー、もーっとスゴい人いるしぃー。エッチも、ルミのぉパパの方がうまかったわぁ。アレならルミーぃ、パパのが良いわぁ』ってな……俺はそこまでしか聞かなかったけど。なんかな、そりゃー事細かく喋って行ったらしいぞ」「えっ! マジで?」「ん、マジネタ。スピーカーだから、あっという間に広まってな。お前は[神津はイケメンだけど、実はソチンでテクもイマイチな残念な人]で、ついたあだ名が【Mr.ソチンさん】だよ」「嘘だろー?!」 神津がショックを受け、頭を抱える。
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