ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
─捜査室。─矢島:本当にありがとうございました。おかげで無事に彼の所に行く事が出来ます。穂積:今日の午後の便で立つんでしたか?矢島:はい。明智:良かったな。坊主。親子水入らずで暮らせるぞ。藤守:ホンマ良かったわ。悠人、仲良う暮らすんやで。如月:寂しくなるなー。小笠原:だね。穂積:坊主、元気でな。矢島:二人共、本当にお世話になりました。なまえさんに会えて良かったわ。一柳さん彼女を大事にね。昴:ああ、矢島も悠人も元気で。なまえ:……もう一度、悠人を抱っこしても良い?矢島:ええ、是非。なまえ:悠人、元気でね。君と過ごせて楽しかったよ。悠人:ダァー、ダァ…悠人が小さな手でなまえの顔を触りながら笑う。小野瀬:フフ…笑ってる。すっかりおチビちゃんになついたね。なまえ:……ご飯いっぱい食べておっきくなるんだぞ…バイバイ、悠人。絵理華さんも元気でね。矢島:うん、ありがとう。なまえさんも幸せに。穂積:ほら、仮親二人、そこまで送って来なさいよ。*****如月:あーあ、行っちゃった。藤守:今頃、大変やろな……。小笠原:うん。さっきも堪えてたからね。明智:きっと大雨だな……。小野瀬:彼女、こういうの弱いからね。如月:一番面倒見てたから寂しいよな。チビ。穂積:だな。でも、ま、昴がついてるから大丈夫だろ……。その頃、警視庁近くの公園の隅のベンチ。なまえ:…ヒック……ヒック…。昴がなまえを抱き、あやすように背中を擦る。なまえ:………ごめん……僕、こういうの苦手…で…外で…ヒック…こんな…ごめ…ヒック…。昴:…良いよ。泣きたい時は泣けよ。なまえ:…うぅっ……優しい事言うと、余計止まんないよぉ…うぇ…。寂しいよぅ…。昴:ああ、寂しいな。(髪を撫でながら)でもオレがいるよ。ずっといるから。…いつか、悠人みたいな可愛い子作ろうな。で、お前とオレとその子と…ずっと仲良く楽しく暮らそう?なまえ:…ヒック…昴に似た子…ね。昴:オレ、なるべく早く親父と話して認めてもらうようにするから…な?なまえ:…うん。昴:お前がさオレの子なら自分が面倒みるって言った時、嬉しかったよ。ありがとう…。なまえ:ん。昴:…あ、電話…はい。穂積:(電話越しに大きな声で)遅いっ!ちょっとどこまで行ってんの?全くアンタ達は。アホチビ連れて早く帰って来なさい!!あんまり遅いとデコピンするわよっ!昴:り、了解しました!(電話を切って)なまえ、もう行かないと悪魔が降臨しそうだ。なまえ:う、うん。昴:続きは帰ってからな。なまえ:えっ?昴:ほら、置いてくぞ。なまえ:あ、待ってよぉー。振り向き、慌てて追いかけて来るなまえの手を掴んで走る昴。なまえ:あ!手、まずいだろ?昴:構わねーよ。なまえ:ええー!?良いのー?楽し気な昴につられて、思わず微笑むなまえ。昴:おっ、やっと笑ったな?なまえ:…えへへ。片や幸せそうに、片や照れくさそうに笑いながらかけて行く2人だった。
このサイトの読者登録を行います。 読者登録すると、このユーザーの更新履歴に新しい投稿があったとき、登録したアドレスにメールで通知が送られます。