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同じ頃、昴のマンション前に電信柱の影から窓を見上げる人影があった。??:………ちくしょー…あの女…あんな所に逃げ込みやがって……あの女とあのガキさえいなければ……許さない……*****─翌日─なまえ:矢島さん、もう海外に行く準備は出来てるの?矢島:私も絵理華で良いよ。…実はまだなの。でも…これじゃ、ね。昴:買い物あるとか?矢島:それもそうだけど、逃げ回ってて自宅に帰ってないから…。なまえ:ふぅーん…それじゃ困るね。…じゃあさ僕達が一緒に行くから自宅に行こうよ?大丈夫、ちゃんと絵理華さんも悠人も守るから。ね?昴。昴:ああ、任せとけ。*****─同日 黄昏時 矢島アパート。─矢島:ありがとう!準備も出来たし、片付けまで手伝ってもらって助かったわ。昴:ああ、片付いて良かった。…思ったより遅くなったな。なまえ、表はもう大分薄暗い。注意して行くぞ?なまえ:了解。絵理華さん、そんな不安そうな顔しないで。昴:大丈夫だ。オレもコイツも優秀だからな。きっちり守ってやるよ。矢島、良いか?もしなんかあってもオレ達から離れるなよ?なまえ:昴、僕が先に行く。昴は絵理華さん達について。昴:大丈夫か?なまえ:ああ、大丈夫。後ろは頼むよ。ま、昴は優秀なSPだったんだから釈迦に説法だな。(笑い)なまえが確認しながら外に出る。続き、昴に警護されながら絵理華が悠人を抱き出て来る。と、物陰から飛び出して来る人影。犯人:死ねぇーぇーっ!!手にナイフを持ち、振りかざす。が、なまえが素早く動きナイフを持つ手を蹴り上げる。ナイフが弾かれ、蹴られた手を押さえ呻き声を上げる犯人。昴が、すかさず犯人の腕を取り投げ飛ばすと、地面に捩じ伏せ、手錠をかける。昴:殺人未遂の現行犯で逮捕する。念の為なまえが矢島親子とアパートの部屋に一旦戻り室長に報告。なまえ:たった今、容疑者を現逮しました。昴は共犯者がいないか確認を取る。そこまで、実に連携の取れた流れるような展開で絵理華は恐怖を感じるよりも、どこか呆気に取られている内に事件は終幕を迎えた。それはまさに不幸中の幸いと言えるだろう。
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