マックス「健康診断の結果を勝手に見た件、フィン君は何だって？」

レイン「理由を話したら許してくれた」

マックス「フィン君優しいなぁ・・・ちなみに何で見たんだ？」

レイン「長く距離を置いていた関係でフィンの健康状況を把握出来ていなかったからその確認だ」

マックス「なるほど、まぁまぁ納得の理由だな。それで結果は？」

レイン「概ね問題ないが体重が軽過ぎる・・・52kgだ」

マックス「えっ！？フィン君の年齢とあの身長でそれはちょっと心配だな」

レイン「ああ。だから今後は休日に二人で出掛けた時の飯はなるべく多くしっかり摂らせるようにする」

マックス「いいな、それ！」

レイン「マッシュ・バーンデッドやランス・クラウン達にも頼んで学食でしっかり食べるように言い含めさせる」

マックス「つっても程々にな」

レイン「そして一週間毎に体重を測定する」

マックス「う、うん？」

レイン「マッシュ・バーンデッドの指導の下、最近は体を鍛え始めているらしいから運動面は問題ないとして栄養面が気になる。専門機関による診断と指導を定期的に受けさせる」

マックス「いや、ちょっ、まっ―――」

レイン「最終手段として催眠術か魔法道具を使って無理のない範囲で食欲を促進させて―――」

マックス「だから極端過ぎるんだよお前は！！」