小ネタ呟きダブルツイン
とあるクリスマスの時期の兄弟
2024/12/03 21:49マッシュル
「お?レイン、それは?」
「フィンにプレゼントするウサギのアドベントカレンダーだ」
「ちょっと見せてくれよ」
「ああ」
「・・・おお、ウサギ型でウサギの形の扉でウサギの絵柄が描かれてるウサギ尽くしなアドベントカレンダーだな」
「実はフィンの好きな菓子メーカーに密かに要望書を書いて送っていた。勿論匿名でな」
「お前の事だから10枚くらい送ってそうだな」
「100枚だ」
「多過ぎだろ!!業務妨害もいいとこだわ!!」
「だがこうしてめでたく商品化され、フィンに贈る事が出来る」
「ウサギじゃないとダメなんだな?」
「ウサギじゃねぇとダメだ」
「ちゃっかりお揃いのウサギ型アドベントカレンダー買って飾ってるもんな」
「まぁな」
「面倒なお兄ちゃんだこと」
「うるせぇ」
コンコンコン
「入れ」
「失礼します。兄さま、マックス先輩、こんにちは」
「やっほー、フィン君」
「どうした?」
「うん!実は―――・・・あ」
「?」
「それ・・・」
「ウサギのアドベントカレンダーがどうした?」
「実は街で見かけて・・・兄さまにプレゼントしようと思って買って来たんだけど・・・」
「あ、まさかの被り・・・?」
「はい・・・」
「関係ねぇ。くれ」
「で、でも兄さまもう自分用のそこに飾ってるし・・・」
「関係ねぇ」
「フィン君はレインがフィン君の為にって買ったアドベントカレンダーはいらない?被ってるけど」
「そ、そんな事ないです!欲しいです!」
「じゃあ素直に交換すればいいじゃないか。何か問題はあるかい?」
「ない・・・です!あの、兄さま。交換してくれる?」
「ああ」
そして・・・
「・・・」(←壁に並べたウサギのアドベントカレンダーを眺めてスーパーご機嫌)
「良かったな、フィン君とプレゼント交換出来て」
「ああ。菓子は食べきれねぇからお前も食べてくれるか?」
「おうよ!ご相伴に与らせてもうらぜ」
「フィンにプレゼントするウサギのアドベントカレンダーだ」
「ちょっと見せてくれよ」
「ああ」
「・・・おお、ウサギ型でウサギの形の扉でウサギの絵柄が描かれてるウサギ尽くしなアドベントカレンダーだな」
「実はフィンの好きな菓子メーカーに密かに要望書を書いて送っていた。勿論匿名でな」
「お前の事だから10枚くらい送ってそうだな」
「100枚だ」
「多過ぎだろ!!業務妨害もいいとこだわ!!」
「だがこうしてめでたく商品化され、フィンに贈る事が出来る」
「ウサギじゃないとダメなんだな?」
「ウサギじゃねぇとダメだ」
「ちゃっかりお揃いのウサギ型アドベントカレンダー買って飾ってるもんな」
「まぁな」
「面倒なお兄ちゃんだこと」
「うるせぇ」
コンコンコン
「入れ」
「失礼します。兄さま、マックス先輩、こんにちは」
「やっほー、フィン君」
「どうした?」
「うん!実は―――・・・あ」
「?」
「それ・・・」
「ウサギのアドベントカレンダーがどうした?」
「実は街で見かけて・・・兄さまにプレゼントしようと思って買って来たんだけど・・・」
「あ、まさかの被り・・・?」
「はい・・・」
「関係ねぇ。くれ」
「で、でも兄さまもう自分用のそこに飾ってるし・・・」
「関係ねぇ」
「フィン君はレインがフィン君の為にって買ったアドベントカレンダーはいらない?被ってるけど」
「そ、そんな事ないです!欲しいです!」
「じゃあ素直に交換すればいいじゃないか。何か問題はあるかい?」
「ない・・・です!あの、兄さま。交換してくれる?」
「ああ」
そして・・・
「・・・」(←壁に並べたウサギのアドベントカレンダーを眺めてスーパーご機嫌)
「良かったな、フィン君とプレゼント交換出来て」
「ああ。菓子は食べきれねぇからお前も食べてくれるか?」
「おうよ!ご相伴に与らせてもうらぜ」