ヒナコレ

ミラの持つ屋敷にて


ロナルド「ぐぉ~!・・・ぐぉ~!・・・ぐぉ~!!」

ドラウス「ポールの奴、日本酒と日本酒のちゃんぽんして見事に撃沈したな」

ドラルク「ウチの駄ゴリラがすいません。その辺に放置してて構わないので。ところでハムスターのヒナイチくんを見ませんでしたか?」

ドラウス「おや?そういえば吸対のお嬢さんの姿がどこにも―――」

ジョン「ヌー!!」

ドラルク「ジョン?どうしたんだい、そんなに慌てて」

ジョン「ヌヌイヌヌンヌヌヌヌヌヌッヌヌヌヌヌ!!(ヒナイチくんが廊下で酔っ払ってるヌ!)」

ドラルク「ええっ!?何だって!!?ヒナイチくん!!」


ガラッ(障子を開ける)


ヒナイチ「んぁ~?ドラ美じゃないら~。どうしたんら~?」



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ドラルク「おお、ヒナイチくんisビュッティ―フォー。着崩れた着物が中々に妖艶・・・じゃなくて!!盃置いてこっちに来なさいヒナイチくん!酔っ払って出歩いたら危ないでしょ!?ていうか何で私ドラ美!?」

ヒナイチ「いやらぁ!ポカロスェットおいしんらぞぉ!」

ドラルク「こんな飲みすぎ注意なポカロがあってたまるか!クッキーあるよクッキー!交換しよ!?」

ヒナイチ「するー!クッキー交換するー!」

ドラルク「酔っ払っててもクッキーモンスターの本能は健在のようだ」

ジョン「ヌー」





後日・・・


ヒナイチ「先日はとんだ失態を犯してしまい、誠に申し訳ない。その上、お母上様からお借りした着物を着ながら盃片手に廊下をうろつくなど言い訳のしようもありません」(←めっちゃ頭下げて謝ってる)

ミラ「気にするな。着物ならいくらでも持っているし、一反汚れたところで大した事はない」

ドラウス「そうそう。それに汚れても染み抜きするし、ダメだったらバッグとか服にリサイクルするからそんなに謝らなくても大丈夫だよ、お嬢さん」

ミラ「ドラウスの作る着物リサイクルグッズは良い物ばかりだ。今持って来て見せてやろう」

ドラウス「やだなぁミラさん!そんなの大した事ないって~!」

ヒナイチ「お父上もお母上もお優しいな・・・!」

ドラルク「だから言ったでしょ?大丈夫って」

ジョン「ヌンヌン」

ドラルク「で?そっちの駄ゴリラは何か言う事はないの?」

ロナルド「動物園からやり直してきます・・・!」





END
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