ヒナコレ

ヒナイチ「困ったな・・・」



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ドラルク「どうしたのヒナイチくんその耳と尻尾!?」

ジョン「ヌァッ!?」

ロナルド「またポンチ能力を持った吸血鬼の仕業か!?」

ヒナイチ「ああ。サンズとの待ち合わせ場所に向かう途中で吸血鬼半獣人化大好きという吸血鬼に遭遇して狐耳と尻尾が生えてしまってな」

ドラルク「これまた自分の性癖に正直な吸血鬼が現れたものだね」

ジョン「ヌー」

ロナルド「そんでその吸血鬼はどうした?」

ヒナイチ「すぐに取り締まって半田達に連行してもらっから問題ない。この姿も一日経てば戻るらしい」

ドラルク「それを聞いて安心したけどサンズ女史との待ち合わせはどうするのかね?」

ヒナイチ「それなら床下の私の部屋で遊ぶ事になったから問題はない。ただ、折角ドラルクがいるならドラルクの作るおやつが食べたいぞ!」

ドラルク「はいはい。じゃあクッキーとフォンダンショコラでも作るとしよう」

ヒナイチ「流石ドラルクだ!」

ジョン「ヌンヌヌンヌ―!」

ドラルク「うんうん、ジョンにも作ってあげるからね」

ロナルド「けど正直、このシンヨコなら動物の耳と尻尾が生えた状態で街を歩いても問題ないような気もすっけどな」

ドラルク「ちょっとおしゃれなピンや髪飾り程度にしか思われないだろうしな」

ヒナイチ「だからって普通の感覚を麻痺させていい理由にはならないだろ」

ドラルク「でもここにそのまんまゴリラがいるのだし動物耳や尻尾なんて本当に飾りでしかないよ」

ロナルド「そうそう。俺というゴリラがいるから半獣人化なんて大したことないって誰がそのまんまゴリラじゃ!!!」

ドラルク「スナァ!!」

ジョン「ヌ~!」

ヒナイチ「これがお約束という奴か」






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