ヒナコレ

ドラルク「秋の夜に紅葉狩りイベントとはシンヨコの癖に中々洒落ているではないか」

ジョン「ヌンヌン」

ロナルド「高確率で変態ポンチが現れるのが難点だけどな」

ドラルク「ポンチが現れたらしっかり働きたまへ、下男」

ロナルド「誰が下男じゃ!」

ドラルク「スナァ!」

ジョン「ヌ~!!」

ヒナイチ「今度は何をやったんだ、ドラルク?」

ドラルク「あ、ヒナイチくん。お芋は買えた?」

ヒナイチ「ああ、この通りだ!」



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ロナルド「お、うまそーじゃん!」

ヒナイチ「あげないぞ。あっちで売ってるから食べたいなら自分で買って来い」

ロナルド「え?じゃあ何で半分こみたいな感じで差し出してきたの?」

ヒナイチ「お芋の大きさと密度とホクホク具合を見せる為だ」

ロナルド「見せびらかしてただけかよ・・・まぁいいか。ジョ~ン、俺と一緒に買いに行こうぜ!」

ジョン「ヌ~♡」

ヒナイチ「あ、待てロナルド!」

ロナルド「一番大きいの買おうなジョ~ン!」

ジョン「ヌ~!」

ヒナイチ「行ってしまった・・・」

ドラルク「どうしたの、ヒナイチくん?」

ヒナイチ「焼き芋屋の店主と共謀して半田が焼きセロリを売ってるから気を付けろと言いたかったんだが」

ドラルク「何それ絶対面白い」



数秒後、ロナルドの悲鳴が夜のシンヨコ公園に響くのだった







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