ヒナコレ
ロナ「ドラ公達、すぐに戻るからつって買い出しに行っちまったけど早く戻ってこねーかな・・・客来て食いもん注文されたらどうしよう・・・」
カランカラン
ロナ「あ、いらっ・・・なんだ、ショット達か」
ショッ「よう、ロナルド」
武々夫「チィーッス!」
マナー「・・・」(←挨拶をしないマナー違反をしてる)
ショッ「噂には聞いていたが中々良い店だな。今日はお前一人で店番か?」
ロナ「いや、ドラ公達が買い出しに行ってて今いねーんだわ。コーヒーとか簡単なジュースくらいなら出せるぞ」
ショッ「じゃあ俺はメロンクリームソーダ」
武々夫「俺はいつもので!」
マナー「水だけ飲んで何も頼まないマナー違反をしてやる~!」
ロナ「いや、お前が水でいいんならいいけどよ・・・」
武々夫「あれ?ここは敢えての飯を注文するっていうマナー違反じゃねーの?」
マナー「カルピス鍋の悪夢再来はちょっと・・・おっさんに怒られんのも嫌だし・・・」
ロナ「いきなり素に戻るのやめろ!!」
ショッ「俺達が悪かったよ!!」
武々夫「俺にクソ不味い飯食わせた謝罪はないンスかー?」
ロナ「ある訳ねーだろカス!!」
ショッ「そもそもお前の集り精神があの事態を招いたんだろうが!!」
ロナ「美味かろうと不味かろうと助けてもらえただけ感謝しろ!!」
武々夫「感謝してるんで不味いもん食わせたお詫びになんかくださいよー!」
ロナ「上等じゃ!ロナルド様特製アイスコーヒーを出してやらぁ!お残し厳禁だかんなぁ!!」
ショッ「作れるのか、ロナルド!?アイスコーヒーを!!」
マナー「嫌な予感がする・・・」
ドンッ(アイスコーヒーが出される)
ショッ「なっ!?まともだと!!?」
マナー「嘘だろ・・・」
ロナ「おらぁ!!」
シャーッ(カウンターの上にアイスコーヒーの入ったグラスを滑らせる)
ビシャビシャッ(下手くそだからまき散らす)
ショッ「まき散らしていくー!」
ガシャンッ(滑らせた時の軌道が悪かった所為でグラスが床に落ちる)
ショッ「落ちたー!!」
ロナ「うぉおおやべっ!!悪い、誰も怪我してねーか!?」
武々夫「カッコつけてシャー失敗したロナルドさんが怪我したッスね~」
ロナ「そういう意味の怪我じゃねーよ!!」
マナー「水を並々に注いだプラスチックのコップを沢山滑らせてやる~!」
ビシャビシャ
ロナ「だぁー!やめろ!!」
ショッ「こちら、あちらのお客さんから」
シャー
ビシャビシャ
武々夫「へい彼女、俺の奢りで一杯どう?」
シャー
ビシャビシャ
ロナ「やめろお前ら!!ぶっ飛ばすぞ!!」
武々夫「ロナルドさんの店なんだからちょっとくらいいいじゃないッスか~」
ロナ「片付けるの俺なんだよ!ドラ公にも煽られてすげーウゼーから嫌なんだよ!!」
武々夫「でもどうせすぐ砂にするんでしょう?」
ロナ「するけど煽られるのに変わりはねーんだよ!それにアイツ手伝わねーからな!」
ショッ「まぁ俺達が悪いからな」
武々夫「つーか知り合いの店だからこそ出来る事をしましょうよー!」
ロナ「お前いっつもへんなとY談しに来てるだろ!!」
ショッ「何っ!?おいロナルド、何でそれを早く言ってくれなかった!?俺も堂々とY談がしたい!!」
ロナ「道楽感覚とはいえこの喫茶店をY談喫茶にすんな!!」
武々夫「性癖曝け出す大会~!おっぱい巨乳ボイン!!」
ショッ「脇の剃り残しはみ出しチラリズムダ毛!!」
ロナ「やめろつってんだろ!!!」
武々夫「ちなみにロナルドさんは?」
ロナ「おっぱい大好き!!」
マナー「メニューボードにウンコ描いてやる~!」
ロナ「描くな!!」
シュッシュッ(黒板消しで消す)
ロナ「あぁっ!?俺の力作ジョンが~!」
武々夫「そんなん俺がちょちょっと描き直してあげますよ~」
ロナ「な~にが描き直すだへったくそ!!チンチンじゃねーか!」
ショッ「貸せ、俺が描く」
ロナ「オイコラ!ジョンにムダ毛なんてねーよ!!」
ショッ「悪い、ついうっかり性癖が暴走して・・・」
ロナ「暴走さすな!」
マナー「マジロじゃなくてハムスター描いてやる~!」
ロナ「やめろお前マジでやめろ!ジョンが怒るだろ!!」
ショッ「そういえば今更だがロナルド、お前よくアイスコーヒー作れたな?」
武々夫「インスタントコーヒーが関の山そうな壊滅的腕前なのに」
ロナ「ぶっ殺すぞ!!ドラ公が作り方を書いたノートを作っといてくれたんだよ。もしもって時にな」
マナー「あ、ホントだ。『五歳児ゴリラでも作れる簡単メニュー』だって」
ロナ「うぉおお!?お前カウンターの中に入ってくんな!!」
ショッ「確かにめちゃくちゃ分かり易いな」
武々夫「でも飲み物ばっかで食いもんはないッスね」
ショッ「そりゃあ・・・作れないからな」
ロナ「悔しいが否定出来ねぇ・・・食い物を無駄にするだけだって言われたんだ・・・」
マナー「ゴリラのウホの音も出ないド正論~!」
ロナ「うるせぇ!!」
ショッ「だが、このまま終わるのは悔しくないか?」
ロナ「つまり?」
ショッ「料理では失敗した俺たちだが、店内の細やかな部分のアレンジとかなら出来るんじゃないか?」
ロナ「アレンジ?」
ショッ「勿論この店の雰囲気は良い。しかしそこに少し手を加えて更にパワーアップさせるんだ。料理と違っていくらでもリカバリーは効くし、俺達四人のセンスを融合させる事でより良い何かが生まれると思うんだ」
ロナ「サットさん!!俺達でハイパーセンスな店にしてあの日の雪辱を晴らそうぜ!!」
ショッ「そうと決まったら早速始めるぞ!」
ロナ「バックヤードに色々あるからそれ使うぞ!」
武々夫「イェーイ!」
ロナ「あ、ちょっとたんま」
バタン(ロナルドがバックヤードに消える)
ガチャ(5秒で出て来る)
ロナ「悪ぃ、待たせたな」
武々夫「どしたンスか?」
ロナ「耳栓したら話してやってもいいぞ」
武々夫「うっす!」
きゅぽっ(耳栓する)
ショッ「で、どうしたんだ?」
ロナ「ヒナイチの制服が大量にかかってるハンガーラックをしまってきた。この喫茶店作った吸血鬼の置き土産でよ。それを武々夫が見たら何言うか分かんねーだろ?」
ショッ「そういう事か」
マナー「でももしかしたら読唇術を心得てるかもだぜ?」
ロナ「コイツに限ってんなこたぁねーだろ」
マナー「それじゃあお披露目ー!」
きゅぽっ(耳栓を取る)
ショッ「武々夫、ロナルドが何喋ってたか分かるか?」
武々夫「巨乳の女の子大好きうっひょひょ~い!ですよね?」
ロナ「言ってねーよ!!!」
マナー「でも読唇術は心得てなくて良かったじゃん」
ロナ「俺への風評被害が凄まじいんだよ!!」
武々夫「それよりなんか物取ってこようぜー!」
ショッ「あ、抜け駆けはさせねーぞ!」
マナー「俺も俺も~!」
ロナ「あんま散らかすなよ!」
ショッ「お、早速良い物見つけたぞ!」
ロナ「それは・・・小さなサボテンの置物?」
ショッ「これをテーブルの上に置けばオシャレだろ?」
ロナ「確かに!オシャレなインテリ空間には大体サボテンがあるよな!」
ショッ「早速各テーブルに飾って来るぜ!」
マナー「ヘビメタ系の飾りはっけーん!オシャレな空間とは真逆の空間にしてやる~!」
ロナ「オイコラ!オシャレの方向性を乱そうとするな!」
武々夫「ロナルドさんロナルドさん!カラオケ置きましょーよ!」
ロナ「は?何でカラオケ?」
武々夫「知らないンスか?出来る男はカラオケで決めるもんなんですよ」
ロナ「知らねーよ。聞いた事ねーよ」
武々夫「それに歌える喫茶店の店員ってのも新しくていいんじゃないですか?きっと女の子にモテますよ!」
ロナ「うっ・・・それは・・・!」
武々夫「メニューに『店員とデュエット 無料!』っていうの増やせば女の子からも指名してもらえますよ、きっと!」
ロナ「うぅぅぉおおおお!!設置すっぞ!カラオケセット!」
武々夫「ウェーイ!!」
その後もバカ四人は店の中をアレンジしまくった
ロナ「造花を生けた花!」(←生け方へったくそで統一性もない)
ショッ「敢えて絵画を窓に飾る!」
武々夫「俺のサインとブロマイドをお土産棚に置く!」
マナー「トイレのドアノブに『ウンコ中』っていう札をかけてやる~!」
ロナ「それはアレンジじゃねーだろ!!」
そして・・・
『完成!ロナット武々ナーオリジナルおもてなし空間!心行くまでお楽しみあれ!』
バカ四人「どうだ!!?」
ドラ「・・・」
ジョン「・・・」
ヒナ「・・・」
パァンッ(ドラルクがロナルドの頬を叩く)
スナァ
パァンッ(次はショットさん)
スナァ
パァンッ(次は武々夫)
スナァ
パァンッ(最後はマナー違反)
スナァ
ロナ「何がしたいんだ、オメー」
ドラ「戒めだバカタレ」
ァァアナス
ドラ「さて、この店の為にという諸君らの健気な想いは十分伝わった」
バカ三人「へへ・・・!」
マナー「俺は悪戯してただけだけどな!」
ドラ「そんな諸君らの為に私直々に労いとしてカルピス鍋を作ってやろう」
バカ四人「待てーーーーーーーー!!!!」
ドラ「三十分以内に店を綺麗に元通りに出来たらその段階で出来上がったカルピス鍋を出そう。三十分経ったら完璧に再現したカルピス鍋を食べてもらうからな」
ロナ「今すぐ元に戻すぞ!今すぐ!!」
武々夫「おぎゃー!!」
ショッ「バカ武々夫!何慌ててずっこけてんだ!!」
マナー「たたたた大変だ!おっさんが鍋に具材を入れ始めたぞ!!」
ロナット「早ぁっ!!?」
ドラ「ほらほらどうした?ツッコミを入れている間にカルピスが投入されてしまうぞ?ちなみに妨害しようとワザと殺して来たら四人分のカルピス鍋を速攻で作ってやるからな」
バカ四人「わぁーーーーー!!!?」
ヒナ「ドラルク、私達はどうすればいい?」
ジョン「ヌー」
ドラ「バカ共は私に任せて二人は事務所でアフタヌーンティーでも楽しむといい。はい、アフタヌーンティーセット」
ヒナ「アフタヌーンティー!」
ジョン「ヌーンヌィー!」
それからニ十分後、八割がた完成したカルピス鍋をロナルド達は食す事になるのであった。
オマケ↓
END
カランカラン
ロナ「あ、いらっ・・・なんだ、ショット達か」
ショッ「よう、ロナルド」
武々夫「チィーッス!」
マナー「・・・」(←挨拶をしないマナー違反をしてる)
ショッ「噂には聞いていたが中々良い店だな。今日はお前一人で店番か?」
ロナ「いや、ドラ公達が買い出しに行ってて今いねーんだわ。コーヒーとか簡単なジュースくらいなら出せるぞ」
ショッ「じゃあ俺はメロンクリームソーダ」
武々夫「俺はいつもので!」
マナー「水だけ飲んで何も頼まないマナー違反をしてやる~!」
ロナ「いや、お前が水でいいんならいいけどよ・・・」
武々夫「あれ?ここは敢えての飯を注文するっていうマナー違反じゃねーの?」
マナー「カルピス鍋の悪夢再来はちょっと・・・おっさんに怒られんのも嫌だし・・・」
ロナ「いきなり素に戻るのやめろ!!」
ショッ「俺達が悪かったよ!!」
武々夫「俺にクソ不味い飯食わせた謝罪はないンスかー?」
ロナ「ある訳ねーだろカス!!」
ショッ「そもそもお前の集り精神があの事態を招いたんだろうが!!」
ロナ「美味かろうと不味かろうと助けてもらえただけ感謝しろ!!」
武々夫「感謝してるんで不味いもん食わせたお詫びになんかくださいよー!」
ロナ「上等じゃ!ロナルド様特製アイスコーヒーを出してやらぁ!お残し厳禁だかんなぁ!!」
ショッ「作れるのか、ロナルド!?アイスコーヒーを!!」
マナー「嫌な予感がする・・・」
ドンッ(アイスコーヒーが出される)
ショッ「なっ!?まともだと!!?」
マナー「嘘だろ・・・」
ロナ「おらぁ!!」
シャーッ(カウンターの上にアイスコーヒーの入ったグラスを滑らせる)
ビシャビシャッ(下手くそだからまき散らす)
ショッ「まき散らしていくー!」
ガシャンッ(滑らせた時の軌道が悪かった所為でグラスが床に落ちる)
ショッ「落ちたー!!」
ロナ「うぉおおやべっ!!悪い、誰も怪我してねーか!?」
武々夫「カッコつけてシャー失敗したロナルドさんが怪我したッスね~」
ロナ「そういう意味の怪我じゃねーよ!!」
マナー「水を並々に注いだプラスチックのコップを沢山滑らせてやる~!」
ビシャビシャ
ロナ「だぁー!やめろ!!」
ショッ「こちら、あちらのお客さんから」
シャー
ビシャビシャ
武々夫「へい彼女、俺の奢りで一杯どう?」
シャー
ビシャビシャ
ロナ「やめろお前ら!!ぶっ飛ばすぞ!!」
武々夫「ロナルドさんの店なんだからちょっとくらいいいじゃないッスか~」
ロナ「片付けるの俺なんだよ!ドラ公にも煽られてすげーウゼーから嫌なんだよ!!」
武々夫「でもどうせすぐ砂にするんでしょう?」
ロナ「するけど煽られるのに変わりはねーんだよ!それにアイツ手伝わねーからな!」
ショッ「まぁ俺達が悪いからな」
武々夫「つーか知り合いの店だからこそ出来る事をしましょうよー!」
ロナ「お前いっつもへんなとY談しに来てるだろ!!」
ショッ「何っ!?おいロナルド、何でそれを早く言ってくれなかった!?俺も堂々とY談がしたい!!」
ロナ「道楽感覚とはいえこの喫茶店をY談喫茶にすんな!!」
武々夫「性癖曝け出す大会~!おっぱい巨乳ボイン!!」
ショッ「脇の剃り残しはみ出しチラリズムダ毛!!」
ロナ「やめろつってんだろ!!!」
武々夫「ちなみにロナルドさんは?」
ロナ「おっぱい大好き!!」
マナー「メニューボードにウンコ描いてやる~!」
ロナ「描くな!!」
シュッシュッ(黒板消しで消す)
ロナ「あぁっ!?俺の力作ジョンが~!」
武々夫「そんなん俺がちょちょっと描き直してあげますよ~」
ロナ「な~にが描き直すだへったくそ!!チンチンじゃねーか!」
ショッ「貸せ、俺が描く」
ロナ「オイコラ!ジョンにムダ毛なんてねーよ!!」
ショッ「悪い、ついうっかり性癖が暴走して・・・」
ロナ「暴走さすな!」
マナー「マジロじゃなくてハムスター描いてやる~!」
ロナ「やめろお前マジでやめろ!ジョンが怒るだろ!!」
ショッ「そういえば今更だがロナルド、お前よくアイスコーヒー作れたな?」
武々夫「インスタントコーヒーが関の山そうな壊滅的腕前なのに」
ロナ「ぶっ殺すぞ!!ドラ公が作り方を書いたノートを作っといてくれたんだよ。もしもって時にな」
マナー「あ、ホントだ。『五歳児ゴリラでも作れる簡単メニュー』だって」
ロナ「うぉおお!?お前カウンターの中に入ってくんな!!」
ショッ「確かにめちゃくちゃ分かり易いな」
武々夫「でも飲み物ばっかで食いもんはないッスね」
ショッ「そりゃあ・・・作れないからな」
ロナ「悔しいが否定出来ねぇ・・・食い物を無駄にするだけだって言われたんだ・・・」
マナー「ゴリラのウホの音も出ないド正論~!」
ロナ「うるせぇ!!」
ショッ「だが、このまま終わるのは悔しくないか?」
ロナ「つまり?」
ショッ「料理では失敗した俺たちだが、店内の細やかな部分のアレンジとかなら出来るんじゃないか?」
ロナ「アレンジ?」
ショッ「勿論この店の雰囲気は良い。しかしそこに少し手を加えて更にパワーアップさせるんだ。料理と違っていくらでもリカバリーは効くし、俺達四人のセンスを融合させる事でより良い何かが生まれると思うんだ」
ロナ「サットさん!!俺達でハイパーセンスな店にしてあの日の雪辱を晴らそうぜ!!」
ショッ「そうと決まったら早速始めるぞ!」
ロナ「バックヤードに色々あるからそれ使うぞ!」
武々夫「イェーイ!」
ロナ「あ、ちょっとたんま」
バタン(ロナルドがバックヤードに消える)
ガチャ(5秒で出て来る)
ロナ「悪ぃ、待たせたな」
武々夫「どしたンスか?」
ロナ「耳栓したら話してやってもいいぞ」
武々夫「うっす!」
きゅぽっ(耳栓する)
ショッ「で、どうしたんだ?」
ロナ「ヒナイチの制服が大量にかかってるハンガーラックをしまってきた。この喫茶店作った吸血鬼の置き土産でよ。それを武々夫が見たら何言うか分かんねーだろ?」
ショッ「そういう事か」
マナー「でももしかしたら読唇術を心得てるかもだぜ?」
ロナ「コイツに限ってんなこたぁねーだろ」
マナー「それじゃあお披露目ー!」
きゅぽっ(耳栓を取る)
ショッ「武々夫、ロナルドが何喋ってたか分かるか?」
武々夫「巨乳の女の子大好きうっひょひょ~い!ですよね?」
ロナ「言ってねーよ!!!」
マナー「でも読唇術は心得てなくて良かったじゃん」
ロナ「俺への風評被害が凄まじいんだよ!!」
武々夫「それよりなんか物取ってこようぜー!」
ショッ「あ、抜け駆けはさせねーぞ!」
マナー「俺も俺も~!」
ロナ「あんま散らかすなよ!」
ショッ「お、早速良い物見つけたぞ!」
ロナ「それは・・・小さなサボテンの置物?」
ショッ「これをテーブルの上に置けばオシャレだろ?」
ロナ「確かに!オシャレなインテリ空間には大体サボテンがあるよな!」
ショッ「早速各テーブルに飾って来るぜ!」
マナー「ヘビメタ系の飾りはっけーん!オシャレな空間とは真逆の空間にしてやる~!」
ロナ「オイコラ!オシャレの方向性を乱そうとするな!」
武々夫「ロナルドさんロナルドさん!カラオケ置きましょーよ!」
ロナ「は?何でカラオケ?」
武々夫「知らないンスか?出来る男はカラオケで決めるもんなんですよ」
ロナ「知らねーよ。聞いた事ねーよ」
武々夫「それに歌える喫茶店の店員ってのも新しくていいんじゃないですか?きっと女の子にモテますよ!」
ロナ「うっ・・・それは・・・!」
武々夫「メニューに『店員とデュエット 無料!』っていうの増やせば女の子からも指名してもらえますよ、きっと!」
ロナ「うぅぅぉおおおお!!設置すっぞ!カラオケセット!」
武々夫「ウェーイ!!」
その後もバカ四人は店の中をアレンジしまくった
ロナ「造花を生けた花!」(←生け方へったくそで統一性もない)
ショッ「敢えて絵画を窓に飾る!」
武々夫「俺のサインとブロマイドをお土産棚に置く!」
マナー「トイレのドアノブに『ウンコ中』っていう札をかけてやる~!」
ロナ「それはアレンジじゃねーだろ!!」
そして・・・
『完成!ロナット武々ナーオリジナルおもてなし空間!心行くまでお楽しみあれ!』
バカ四人「どうだ!!?」
ドラ「・・・」
ジョン「・・・」
ヒナ「・・・」
パァンッ(ドラルクがロナルドの頬を叩く)
スナァ
パァンッ(次はショットさん)
スナァ
パァンッ(次は武々夫)
スナァ
パァンッ(最後はマナー違反)
スナァ
ロナ「何がしたいんだ、オメー」
ドラ「戒めだバカタレ」
ァァアナス
ドラ「さて、この店の為にという諸君らの健気な想いは十分伝わった」
バカ三人「へへ・・・!」
マナー「俺は悪戯してただけだけどな!」
ドラ「そんな諸君らの為に私直々に労いとしてカルピス鍋を作ってやろう」
バカ四人「待てーーーーーーーー!!!!」
ドラ「三十分以内に店を綺麗に元通りに出来たらその段階で出来上がったカルピス鍋を出そう。三十分経ったら完璧に再現したカルピス鍋を食べてもらうからな」
ロナ「今すぐ元に戻すぞ!今すぐ!!」
武々夫「おぎゃー!!」
ショッ「バカ武々夫!何慌ててずっこけてんだ!!」
マナー「たたたた大変だ!おっさんが鍋に具材を入れ始めたぞ!!」
ロナット「早ぁっ!!?」
ドラ「ほらほらどうした?ツッコミを入れている間にカルピスが投入されてしまうぞ?ちなみに妨害しようとワザと殺して来たら四人分のカルピス鍋を速攻で作ってやるからな」
バカ四人「わぁーーーーー!!!?」
ヒナ「ドラルク、私達はどうすればいい?」
ジョン「ヌー」
ドラ「バカ共は私に任せて二人は事務所でアフタヌーンティーでも楽しむといい。はい、アフタヌーンティーセット」
ヒナ「アフタヌーンティー!」
ジョン「ヌーンヌィー!」
それからニ十分後、八割がた完成したカルピス鍋をロナルド達は食す事になるのであった。
オマケ↓
END