ヒナコレ
ドラ「スーパーヴァリオワールドやる人ー!」
ジョン「ヌー!」
ヒナ「あ、あまり上手くはないがやるぞ!」
ロナ「んだよ、急に。うるせーな」
ドラ「よし、私とジョンとヒナイチくんの二人と一匹でやろう!若造は部屋の隅で蹲って壁のシミでも探してろ」
ロナ「やらねーって言ってねーじゃん!!仲間外れにすんなよぉおおおお!!」
ドラ「そういう訳で死のゲーム、キミの出番だ」
死「はい、師匠!」
ブォォオオン(居住スペースが一瞬にしてヴァリオワールドになる)
ヒナ「うわっ!?」
ロナ「またゲーム空間か!?」
ヒナ「ゲーム空間?」
ロナ「吸血鬼死のゲームの能力だよ。ゲーム空間に引き込んでくるんだ」
ヒナ「色々凄いな」
ドラ「今回はヴァリオワールドを再現してもらったぞ!」
ロナ「おい、また空間に閉じ込め続けるとかふざけた事やらかそうとしてんじゃねーよな?」
死「何言ってるんですかロナルドさん!師匠が僕を有効活用してくれてるんですからそんな事しないですよ~!」
ヒナ「ちなみにダメージを受けた時はどうなるんだ?あと死んだ時とか」
ロナ「まさか本当に死ぬんじゃ・・・!?」
死「そこまで強力な能力じゃないんで死んだりしないですよ。死ぬのは師匠くらいかと」
ドラ「喧しい!だが臨場感を出す為に一工夫させてもらったぞ」
ロナ「一工夫?」
死「ダメージ判定は現実世界の家具に肘がぶつかった時です」
ロナ「地味に痛いやつ!」
ドラ「そして死んだ時の判定は足の小指が家具の角にぶつった時だ」
ロナ「死と同等の痛み!!」
ドラ「だが痛いばかりじゃないぞ。嬉しい一工夫もある」
ヒナ「嬉しい一工夫?」
ドラ「ヴァリオと言えばブロックを叩いた時などにキノコが出る。が、今回は本物のクッキーが出る仕様だ」
ヒナ「クッキー!!」
ドラ「ちなみに残機が増えるキノコは唐揚げだ」
ロナ「おっしゃ!!」
ドラ「そしてスターはドーナツだ!」
ジョン「ヌッショーイ!」
ドラ「それから毒キノコの代わりとなるものはセロリとペンギン型クッキーだ」
ロナ「なんでそんな事するんだよクズ野郎!!!」
ヒナ「見損なったぞドラルク!!!」
ロナ「底辺クソ雑魚砂!!」
ヒナ「イモムシ以下の208歳児!!」
ドラ「えぇい煩い!!このくらいの臨場感ないと楽しくないだろうが!!」(←ちょっとスナァになってる)
ロナ「大体テメーの苦手な物がねーのがセコいんだよ!!」
ドラ「自分で言うのもなんだが些細な事で死ぬんだぞ?残機が爆速で減るからかなりのハンデだと思わんか?」
ロナ「本当に自分で言うのもなんだな・・・だが俺とヒナイチも生命の危機がかかってんだよ!危ないが命なんだよ!!」
ドラ「知らないぴょ~ん!ピッピロピ~!」
スナァ!!
ヒナ「落ち着けロナルド!たとえ苦手な物が出たとしてもジョンに食べて貰えばいい!」
ジョン「ヌー!」
ロナ「おぉ、ジョン!常々天使に見えてたけどそれを越えてとうとう神に見えてきたぜ!」
ドラ「だが、どのみちダメージは受けるぞ」
ロナ「あの兵器を口にするくらいならダメージ喰らった方が何兆倍もマシだ!」
ヒナ「ちなみにゲームオーバーになったらどうなるんだ?」
死「『バーカ』っていう音声が流れます」
ヒナ「シンプルな罵倒が一番腹立つな」
ドラ「さて、なりきるキャラについてだが私はヴァリオでジョンはヌイージだ」
ジョーン「ヌイ~ヌ」
ロナ「オイ待てコラ!俺のトレードカラーは赤なんだからヴァリオは俺にやらせろ!そんでジョンを肩に乗せさせろ!ていうかお前のトレードカラーのキャラはヌルイージだろ!?」
ドラ「ヌルイージはこのシリーズには出て来んのだよ。今度別のシリーズやる時に譲ってやるから若造は大人しくキノコヘッド軍曹をやれ」
ロナ「絶対だかんな。譲ってくれなかったらお前の棺桶に刻んだにんにくを余すことなく敷き詰めるからな」
ドラ「世界一邪悪な予告をするな!想像しただけでスナァったわ!(スナァ)」
死「ヒナイチさんはピーティ姫でお願いしますね」
ヒナ「ああ、分かった。だが私はピーティ姫のようにケーキは作れないから頼んだぞ、ドラルク」
ドラ「え?頼むって何?」
ヒナ「ロナルド、ジョン、クリアしたらドラルクがケーキを焼いてくれるから頑張ろう!」
ドラ「いやいやいや!何勝手に決めてるの!?」
ロナ「ドラ公、俺チョコレートケーキな」
ドラ「便乗して注文するなゴリ造!頭の中に筋肉が敷き詰められてて知性の入る余地無しゴリラオブゴリラ!」
スナァ!!
ジョン「ヌンヌ、ヌーヌヌーヌ!」
ドラ「えー?ジョンはチーズケーキがいいって?でもこの時間に食べるのは太るんだけど・・・まぁ、若造とヒナイチくんと分けて食べるならいっか」
ロナ「そんじゃ、始めようぜ!」
ヒナ「ああ!」
ジョン「ヌン!」
ドラ「早速ブロックを叩くぞ!」
ドゥルルルン(ネコの着ぐるみが出て来る)
ドラ「お、ネコになれる着ぐるみだ」
ロナ「このシリーズ、ネコになれたっけか?」
死「色々楽しめるように他シリーズの要素も取り入れてあるんです」
ドラ「これ書いた管理人がエアプなのとヒナイチくんにネコの着ぐるみを着てもらいたかっただけなんだけどね」
ロナ「メタい事言うな!」
スナァ!!
ヒナ「だが、フラグを建てられてしまった以上は仕方ない、着るとしよう」
ロナ「ヒナイチ、嫌な事は嫌って早ぁっ!!?」
ドラ「全く違和感がないな」
ヒナ「これを機に今度はネコのパジャマを・・・いやでもサンズと被るか?」
ジョン「ヌヌイヌヌン!」
ヒナ「ん?あっ!ヌリボーが―――」
ガッ(ヌリボーがぶつかるのと同時に肘をぶつける)
ヒナ「ちんっ!!?」
ロナ「うぉぉ、スゲー音したぞ!?大丈夫か、ヒナイチ!?」
ヒナ「肘がジンジンする・・・」
ロナ「マジで肘に当たるんだな・・・」
ヒナ「私のネコの着ぐるみが~!」
ドラ「さぁ諸君!ぼやぼやしていると私がさっさと前に進んで君達はスクロールに押されて穴に落とされてしまうぞ!足の小指をぶつけたくなければ付いて来たまへ!」
ロナ「言ってる傍からさっさと行くんじゃねぇ!!」
ドラ「フッフー!ヴァリオジャーンプ!」
ジョン「ヌー!」
ガッ(ドラルクが敵にぶつかると同時に右肘をぶつける)
スナァ!!
ゴッ(パータパタが光速でドラルクを轢き殺すのと同時に左肘をぶつける)
スナァ!!
ガンッ(ドラルクが奈落に落ちるのと同時に足の小指を家具にぶつける)
スナァ!!
ドラ「諸君、早速残機がゼロになった」
ロナ「バーカバーカバーカバーカ!!!」
ヒナ「調子に乗るからだぞ」
ドラ「だが起死回生のチャンスはある!あそこに丁度三つ並んだクエスチョンブロックがある。あの中にクッキーなどがある事を期待してあの下に立つぞ!」
ロナ「嫌な予感がするんだけど」
ドラ「よし、ジョン。順番ずつブロックを上から叩いてくれ」
ジョン「ヌー!」
ドンッ(ペンギン型クッキー)
ドンッ(セロリ)
ドンッ(物理的なタライ)
ヒナ「ペンぎにゃあーーーーー!!!!」
ロナ「ああああばらっしゃばらばばさだぁあああああ!!!!」
スナァ!!
ロナ「全部ハズレじゃねーか!!」
スナァ!!
ジョン「ヌ~!」
ヒナ「待て、全員死んだって事は―――」
システム音「バーカ」
みっぴき「・・・」
ロナ「シンプルにうぜぇ」
ドラ「喜べ死のゲーム!我々の打ち合わせは大成功だぞ!」
死「はい!師匠!」
ロナ「うぜぇ仕掛けで喜ぶな元凶!!」
スナァ!!
その後、みっぴきはヴァリオワールドを満喫した。
ゴールするまでの間、ドラルクがふざけてロナルドを奈落に突き落としたり事故を装って甲羅をぶつけたりフラワーパックンが出て来る土管を何も出ないと偽って出てくるのと同時に立たせたり、時々ヒナイチにペンギン型クッキーが出て来るブロックを叩かせるなどしては塵にされていた。
当然何度もゲームオーバーになって「バーカ」と言われた訳だが、ドーナッツを手に入れて無敵状態になったジョンの活躍もあって漸くゴールに辿り着くのであった。
ロナ「はぁっ・・・はぁっ・・・やっと着いたな・・・!」
ヒナ「長かった・・・」
ドラ「諸君らが足を引っ張るからだぞ」
ロナ「ほぼお前の所為だよ!!」
スナァ!!
死「さぁさぁ皆さん、ヴァリオ恒例のゴールの旗ですよ!」
ロナ「そうだった!俺が一番上を取る!」(←高いブロックの崖によじ登ろうとしてる)
ドラ「させるか若造!私の踏み台になれ!」
ロナ「オメーが踏み台になれや!オメーの死を乗り越えて俺が輝いてやるよ!」
ドラ「何度も殺してきておいて何を言う!?」
ヒナ「この隙に!」
ロナ「うぉおっ!?やめろヒナイチ!俺の背中を登るな―――」
ジョン「ヌンッ!」
ガシッ(ジョンがゴールの旗の一番上に飛び乗る)
三人「あーーー!?ジョォオオオン!!」
死「おめでとうございます!ゴールで~す!!」
ジョン「ヌッショ~イ!」
ドラ「ジョォ~ン!抜け駆けはあんまりだぞ~!」
ジョン「ヌフッ」
ロナ「ジョンなら仕方ない」
ヒナ「次は負けないぞ!」
ジョン「ヌン!」
ヒナ「それからドラルク!」
ジョン「ヌーヌ!」
ロナ「作れ!」
ドラ「命令するなゴリラ!!そういう訳だから死のゲーム、元の世界に戻してくれ」
死「はい!」
ヒュンッ(元の世界に残る)
三人「あ・・・」
ジョン「ヌ・・・」
ダメージを受ける+死ぬ=家具にぶつかる。
上記の計算式により、部屋の中はめっちゃくちゃに散らかっていた。
みっぴき「片付けるまでがゲーム!」
END
ジョン「ヌー!」
ヒナ「あ、あまり上手くはないがやるぞ!」
ロナ「んだよ、急に。うるせーな」
ドラ「よし、私とジョンとヒナイチくんの二人と一匹でやろう!若造は部屋の隅で蹲って壁のシミでも探してろ」
ロナ「やらねーって言ってねーじゃん!!仲間外れにすんなよぉおおおお!!」
ドラ「そういう訳で死のゲーム、キミの出番だ」
死「はい、師匠!」
ブォォオオン(居住スペースが一瞬にしてヴァリオワールドになる)
ヒナ「うわっ!?」
ロナ「またゲーム空間か!?」
ヒナ「ゲーム空間?」
ロナ「吸血鬼死のゲームの能力だよ。ゲーム空間に引き込んでくるんだ」
ヒナ「色々凄いな」
ドラ「今回はヴァリオワールドを再現してもらったぞ!」
ロナ「おい、また空間に閉じ込め続けるとかふざけた事やらかそうとしてんじゃねーよな?」
死「何言ってるんですかロナルドさん!師匠が僕を有効活用してくれてるんですからそんな事しないですよ~!」
ヒナ「ちなみにダメージを受けた時はどうなるんだ?あと死んだ時とか」
ロナ「まさか本当に死ぬんじゃ・・・!?」
死「そこまで強力な能力じゃないんで死んだりしないですよ。死ぬのは師匠くらいかと」
ドラ「喧しい!だが臨場感を出す為に一工夫させてもらったぞ」
ロナ「一工夫?」
死「ダメージ判定は現実世界の家具に肘がぶつかった時です」
ロナ「地味に痛いやつ!」
ドラ「そして死んだ時の判定は足の小指が家具の角にぶつった時だ」
ロナ「死と同等の痛み!!」
ドラ「だが痛いばかりじゃないぞ。嬉しい一工夫もある」
ヒナ「嬉しい一工夫?」
ドラ「ヴァリオと言えばブロックを叩いた時などにキノコが出る。が、今回は本物のクッキーが出る仕様だ」
ヒナ「クッキー!!」
ドラ「ちなみに残機が増えるキノコは唐揚げだ」
ロナ「おっしゃ!!」
ドラ「そしてスターはドーナツだ!」
ジョン「ヌッショーイ!」
ドラ「それから毒キノコの代わりとなるものはセロリとペンギン型クッキーだ」
ロナ「なんでそんな事するんだよクズ野郎!!!」
ヒナ「見損なったぞドラルク!!!」
ロナ「底辺クソ雑魚砂!!」
ヒナ「イモムシ以下の208歳児!!」
ドラ「えぇい煩い!!このくらいの臨場感ないと楽しくないだろうが!!」(←ちょっとスナァになってる)
ロナ「大体テメーの苦手な物がねーのがセコいんだよ!!」
ドラ「自分で言うのもなんだが些細な事で死ぬんだぞ?残機が爆速で減るからかなりのハンデだと思わんか?」
ロナ「本当に自分で言うのもなんだな・・・だが俺とヒナイチも生命の危機がかかってんだよ!危ないが命なんだよ!!」
ドラ「知らないぴょ~ん!ピッピロピ~!」
スナァ!!
ヒナ「落ち着けロナルド!たとえ苦手な物が出たとしてもジョンに食べて貰えばいい!」
ジョン「ヌー!」
ロナ「おぉ、ジョン!常々天使に見えてたけどそれを越えてとうとう神に見えてきたぜ!」
ドラ「だが、どのみちダメージは受けるぞ」
ロナ「あの兵器を口にするくらいならダメージ喰らった方が何兆倍もマシだ!」
ヒナ「ちなみにゲームオーバーになったらどうなるんだ?」
死「『バーカ』っていう音声が流れます」
ヒナ「シンプルな罵倒が一番腹立つな」
ドラ「さて、なりきるキャラについてだが私はヴァリオでジョンはヌイージだ」
ジョーン「ヌイ~ヌ」
ロナ「オイ待てコラ!俺のトレードカラーは赤なんだからヴァリオは俺にやらせろ!そんでジョンを肩に乗せさせろ!ていうかお前のトレードカラーのキャラはヌルイージだろ!?」
ドラ「ヌルイージはこのシリーズには出て来んのだよ。今度別のシリーズやる時に譲ってやるから若造は大人しくキノコヘッド軍曹をやれ」
ロナ「絶対だかんな。譲ってくれなかったらお前の棺桶に刻んだにんにくを余すことなく敷き詰めるからな」
ドラ「世界一邪悪な予告をするな!想像しただけでスナァったわ!(スナァ)」
死「ヒナイチさんはピーティ姫でお願いしますね」
ヒナ「ああ、分かった。だが私はピーティ姫のようにケーキは作れないから頼んだぞ、ドラルク」
ドラ「え?頼むって何?」
ヒナ「ロナルド、ジョン、クリアしたらドラルクがケーキを焼いてくれるから頑張ろう!」
ドラ「いやいやいや!何勝手に決めてるの!?」
ロナ「ドラ公、俺チョコレートケーキな」
ドラ「便乗して注文するなゴリ造!頭の中に筋肉が敷き詰められてて知性の入る余地無しゴリラオブゴリラ!」
スナァ!!
ジョン「ヌンヌ、ヌーヌヌーヌ!」
ドラ「えー?ジョンはチーズケーキがいいって?でもこの時間に食べるのは太るんだけど・・・まぁ、若造とヒナイチくんと分けて食べるならいっか」
ロナ「そんじゃ、始めようぜ!」
ヒナ「ああ!」
ジョン「ヌン!」
ドラ「早速ブロックを叩くぞ!」
ドゥルルルン(ネコの着ぐるみが出て来る)
ドラ「お、ネコになれる着ぐるみだ」
ロナ「このシリーズ、ネコになれたっけか?」
死「色々楽しめるように他シリーズの要素も取り入れてあるんです」
ドラ「これ書いた管理人がエアプなのとヒナイチくんにネコの着ぐるみを着てもらいたかっただけなんだけどね」
ロナ「メタい事言うな!」
スナァ!!
ヒナ「だが、フラグを建てられてしまった以上は仕方ない、着るとしよう」
ロナ「ヒナイチ、嫌な事は嫌って早ぁっ!!?」
ドラ「全く違和感がないな」
ヒナ「これを機に今度はネコのパジャマを・・・いやでもサンズと被るか?」
ジョン「ヌヌイヌヌン!」
ヒナ「ん?あっ!ヌリボーが―――」
ガッ(ヌリボーがぶつかるのと同時に肘をぶつける)
ヒナ「ちんっ!!?」
ロナ「うぉぉ、スゲー音したぞ!?大丈夫か、ヒナイチ!?」
ヒナ「肘がジンジンする・・・」
ロナ「マジで肘に当たるんだな・・・」
ヒナ「私のネコの着ぐるみが~!」
ドラ「さぁ諸君!ぼやぼやしていると私がさっさと前に進んで君達はスクロールに押されて穴に落とされてしまうぞ!足の小指をぶつけたくなければ付いて来たまへ!」
ロナ「言ってる傍からさっさと行くんじゃねぇ!!」
ドラ「フッフー!ヴァリオジャーンプ!」
ジョン「ヌー!」
ガッ(ドラルクが敵にぶつかると同時に右肘をぶつける)
スナァ!!
ゴッ(パータパタが光速でドラルクを轢き殺すのと同時に左肘をぶつける)
スナァ!!
ガンッ(ドラルクが奈落に落ちるのと同時に足の小指を家具にぶつける)
スナァ!!
ドラ「諸君、早速残機がゼロになった」
ロナ「バーカバーカバーカバーカ!!!」
ヒナ「調子に乗るからだぞ」
ドラ「だが起死回生のチャンスはある!あそこに丁度三つ並んだクエスチョンブロックがある。あの中にクッキーなどがある事を期待してあの下に立つぞ!」
ロナ「嫌な予感がするんだけど」
ドラ「よし、ジョン。順番ずつブロックを上から叩いてくれ」
ジョン「ヌー!」
ドンッ(ペンギン型クッキー)
ドンッ(セロリ)
ドンッ(物理的なタライ)
ヒナ「ペンぎにゃあーーーーー!!!!」
ロナ「ああああばらっしゃばらばばさだぁあああああ!!!!」
スナァ!!
ロナ「全部ハズレじゃねーか!!」
スナァ!!
ジョン「ヌ~!」
ヒナ「待て、全員死んだって事は―――」
システム音「バーカ」
みっぴき「・・・」
ロナ「シンプルにうぜぇ」
ドラ「喜べ死のゲーム!我々の打ち合わせは大成功だぞ!」
死「はい!師匠!」
ロナ「うぜぇ仕掛けで喜ぶな元凶!!」
スナァ!!
その後、みっぴきはヴァリオワールドを満喫した。
ゴールするまでの間、ドラルクがふざけてロナルドを奈落に突き落としたり事故を装って甲羅をぶつけたりフラワーパックンが出て来る土管を何も出ないと偽って出てくるのと同時に立たせたり、時々ヒナイチにペンギン型クッキーが出て来るブロックを叩かせるなどしては塵にされていた。
当然何度もゲームオーバーになって「バーカ」と言われた訳だが、ドーナッツを手に入れて無敵状態になったジョンの活躍もあって漸くゴールに辿り着くのであった。
ロナ「はぁっ・・・はぁっ・・・やっと着いたな・・・!」
ヒナ「長かった・・・」
ドラ「諸君らが足を引っ張るからだぞ」
ロナ「ほぼお前の所為だよ!!」
スナァ!!
死「さぁさぁ皆さん、ヴァリオ恒例のゴールの旗ですよ!」
ロナ「そうだった!俺が一番上を取る!」(←高いブロックの崖によじ登ろうとしてる)
ドラ「させるか若造!私の踏み台になれ!」
ロナ「オメーが踏み台になれや!オメーの死を乗り越えて俺が輝いてやるよ!」
ドラ「何度も殺してきておいて何を言う!?」
ヒナ「この隙に!」
ロナ「うぉおっ!?やめろヒナイチ!俺の背中を登るな―――」
ジョン「ヌンッ!」
ガシッ(ジョンがゴールの旗の一番上に飛び乗る)
三人「あーーー!?ジョォオオオン!!」
死「おめでとうございます!ゴールで~す!!」
ジョン「ヌッショ~イ!」
ドラ「ジョォ~ン!抜け駆けはあんまりだぞ~!」
ジョン「ヌフッ」
ロナ「ジョンなら仕方ない」
ヒナ「次は負けないぞ!」
ジョン「ヌン!」
ヒナ「それからドラルク!」
ジョン「ヌーヌ!」
ロナ「作れ!」
ドラ「命令するなゴリラ!!そういう訳だから死のゲーム、元の世界に戻してくれ」
死「はい!」
ヒュンッ(元の世界に残る)
三人「あ・・・」
ジョン「ヌ・・・」
ダメージを受ける+死ぬ=家具にぶつかる。
上記の計算式により、部屋の中はめっちゃくちゃに散らかっていた。
みっぴき「片付けるまでがゲーム!」
END