みっぴきだいありー

ドラルク「よぉし!嘘をつくぞ!」

ジョン「ヌー!」

ロナルド「でたよ、四月馬鹿」(うずうず)

ヒナイチ「エイプリルフールはこういう奴が多いから困るな」(うずうず)

ドラルク「素直じゃない人間って生きづらそうだね、ジョン」

ジョン「ヌー」

ロナルド「つーか嘘は午前中だけで午後は嘘のネタバレタイムなんだろ?この時間帯だとテメーは速攻でネタバレしないとだな」

ドラルク「そこはもっと柔軟に対応していくべきだろ。水中は鰓呼吸が普通なのに酸素ボンベ使って潜ってんじゃねーよ人間って魚や吸血ボラに言われたらどう思う?」

ロナルド「うぐぅ・・・!酸素ボンベ使ったっていいじゃん!俺達だって綺麗な海の世界を堪能してーもん!」

ドラルク「それと同じだ。という訳で嘘をつくぞ!」

ロナルド「っしゃあ!まずは俺からだ!今月の原稿はもう余裕で出来上がってるぜ!」

ヒナイチ「私も水族館は平気になった!」

ジョン「ヌイヌッヌヌヌイヌヌヌヌヌ(ダイエットに成功したヌ!)」

ドラルク「冷蔵庫の中のチョコプリンは明日のおやつ!!」


・・・・・・
・・・・・・


ロナルド「フッ、本当は原稿は全く出来上がってねーんだけどな。一文字たりとも進んでないぜ!」

ヒナイチ「フッ、私も水族館は未だ苦手だ。ペンの付く奴らがいる限り私は一生入る事は出来ない!」

ジョン「ヌフッ、ヌンヌヌヌヌヌヌヌヌッヌヌ(ヌフッ、実はヌンはまた太ったヌ)」

ドラルク「フッ、私もチョコプリンは明日のおやつなどと言ったが本当は今日いらっしゃるお父様とお母様にお出しする為のチョコプリンだったのさ」

ロナルド「ハッハッハッハッ!」

ヒナイチ「ハッハッハッハッ!」

ジョン「ヌッフッフッフッ!」

ドラルク「ワーッハッハッハッ!」

ロナルド「ドラ公お前それ嘘だよな?本当に嘘だよな!?」

ヒナイチ「おおおお父上とお母上が来るなんて聞いてないぞ!?」

ドラルク「だってついちょっと前に連絡が来たんだもん。これが父単体だったらアポなしでいきなり来てたけど今回は母も一緒だから数時間前に連絡してくれただけで。ジョンは知ってたよね?」

ジョン「ヌ・・・ァ・・・」(←すっかり忘れてた顔)

ドラルク「心配しなくても吸血鬼用のチョコプリンではないからどれを手に取ってもキミ達でも食べられるから安心したまへ」

ロナルド「バカ野郎!!大事なお父様とお母様が来るんだから俺達としてもしっかりおもてなししないといけねーだろうが!!俺ちょっとモロゾンのプリン買ってくる!!」

ヒナイチ「私も行くぞロナルド!!」

ジョン「ヌンヌイヌヌ!!(ヌンも行くヌ!!)」

ドラルク「さては全部食べたな」






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