みっぴきだいありー

ドラルク「寒いねぇ、ジョン。家賃8000円じゃ風を凌ぐのがやっとだ」

ジョン「ヌー・・・」

ロナルド「当てつけすんじゃねーよカス砂。ジョンをこっちに渡せ、ジョンだけ俺が温める」

ドラルク「嫌でーす。ジョンがゴリラの汗まみれになりまースナァッ!!」

ジョン「ヌー!!」

ロナルド「天誅」

ドラルク「それにジョンには私オリジナルのフワフワモコモコ着ぐるみを着て私を癒すという最重要任務があるのだよ」

ロナルド「フワフワモコモコ着ぐるみ?」

ドラルク「刮目せよ!フワフワモコモコのコウモリ着ぐるみのジョン!」

ジョン「ヌー!」

ロナルド「やだー!可愛い〜!」

ドラルク「そしてこのジョンとお揃いの着ぐるみを着た私の懐にジョン入れればそれは至高のものとなる!」

ジョン「ヌフー」

ロナルド「な、なにー!?着ぐるみで暖かくなる上にフワフワモコモコジョンを堪能出来るだとー!?ていうかお前着ぐるみ着てんのかよ!!」

ドラルク「ヒナイチくんの影響で試しに着てみたら暖かかったんだよ、これが」

ヒナイチ「呼んだか?」

ロナルド「うおっ!?インコヒナイチ!昼間っから着ぐるみ着てんじゃねーよ!だらしないだろ!」

ヒナイチ「今日は非番だからいいんだ。それに寒いしな」

ドラルク「ヒナイチくん、丁度良い所に。クッキーと一緒に温かい飲み物を出そうと思ったんだけど何がいい?」

ヒナイチ「ホットココアで頼む!」

ドラルク「ホットココアね。ジョンは?」

ジョン「ヌンヌー!」

ドラルク「ジョンも同じのね。ロナルド君は白湯でいい?」

ロナルド「何で俺は問答無用で白湯なんだよ!」

ドラルク「スナァ!!」

ジョン「ヌー!!」

ロナルド「俺もホットココアじゃボケ砂。それからゴリラの着ぐるみ探してくるからまだクッキー食べんなよ」

ドラルク「一人だけ着ぐるみじゃないからって揃えにかかったな」

ヒナイチ「いいじゃないか、みっぴきでお揃い。なぁ、ジョン?」

ジョン「ヌー!」

ドラルク「あれ?でもゴリラのゴリラ着ぐるみ、しまう時に何か仕掛けたような・・・」


ロナルド「せろばしゃっびゃーーーーーーーー!!!!??」


ドラルク「あ、思い出したぞ!確か着ぐるみの中にセロリのオモチャを仕込んでおいたんだった!」


ゴリラキーーーック!!!


ドラルク「スナァ!!」

ジョン「ヌー!!!」

ヒナイチ「全く・・・」(←呆れながらクッキーを食べてる)





END
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