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短編
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「ほんとに行くんだね」
「あぁ、、、」
1月1日。
ついに今年私は高校を卒業するんだなと、お賽銭の鐘を鳴らしながらふと思う。
立海大はほとんどの人が持ち上がりだから、学部がちがくとも一緒にいられると思ってた。
12月22日、、、、
冬休みに入る少し前、進路面談が終わった少し後の頃
私はジャッカルと2人で何があるわけでもなく冬空の下を歩いてた。私はそう思っていた。
ジャッカルは気まづそうに公園で少し喋っていこう言ってきた。私は疑問に思いながらも、寒いがまだ一緒にいたくて頷いた。
ベンチに座ってもまだジャッカルは気まずそうな顔をしていた。いつもはわたしの話を聞き逃さぬようしっかり聞いてくれるのに、その日はは返事もあいまいだった。
そのうち、私も話さなくなってぼーっとただただ時間が過ぎていった。
少し風が強くなってそろそろ帰ろうと言おうとした時意を決したようにジャッカルが声を上げた。
「あのよ、名前、俺、、、、卒業したら、ブラジルに行こうと思うんだ、、、」
最初は何を言っているのかわからなかった
「最近近くにチェーン店のラーメン屋できただろ。俺、親父のラーメン屋もっと色んな人に食べて欲しいんだ。」
まだ何を言っているのかわかんないよ。
「それとブラジルに行くこと関係あるの?」
「、、俺はコーヒーとラーメンを小さい頃から食べてきた。あんまり他人には理解されなかったけどよ。どっちも大好きなんだ。ブラジルに行って、コーヒーラーメンを完成させたいんだ」
まだわかんないよ
「、、うん?」
「大学生になるだろ、俺はお前に待ってろとは言えねぇ。悪い。」
「うん、、ごめん、、ちょっと整理する時間が欲しい」
そこからはあまり覚えてない。
とりあえず、家に帰ってお風呂に入って寝た。
あれから約1週間。
私はジャッカルと初詣に来ている。
会うのはあの日以来だった。
微妙は空気が流れつつも、会話をしながら参拝を済ませた。
私は、あの日来た公園にジャッカルを誘った。
「あのね、ジャッカル。
私、よく考えたんだけどね。
正直よくわかんなかった。でもね、待ってるなんて私も言えないんだ。」
「あぁ、、、」
「ねぇ、ジャッカル、、ほんとに行くんだね。」
「あぁ、、、」
ほんとにね、まだわかんないよ。でもね、、、
「私は、あなたを立派だと思う。」
「ありがとう、、、」
そのまま私とジャッカルは別れた。
わかんないよ。多分、これからも、、
でもきっと待ち続けるの。
コーヒーラーメンを、、
「あぁ、、、」
1月1日。
ついに今年私は高校を卒業するんだなと、お賽銭の鐘を鳴らしながらふと思う。
立海大はほとんどの人が持ち上がりだから、学部がちがくとも一緒にいられると思ってた。
12月22日、、、、
冬休みに入る少し前、進路面談が終わった少し後の頃
私はジャッカルと2人で何があるわけでもなく冬空の下を歩いてた。私はそう思っていた。
ジャッカルは気まづそうに公園で少し喋っていこう言ってきた。私は疑問に思いながらも、寒いがまだ一緒にいたくて頷いた。
ベンチに座ってもまだジャッカルは気まずそうな顔をしていた。いつもはわたしの話を聞き逃さぬようしっかり聞いてくれるのに、その日はは返事もあいまいだった。
そのうち、私も話さなくなってぼーっとただただ時間が過ぎていった。
少し風が強くなってそろそろ帰ろうと言おうとした時意を決したようにジャッカルが声を上げた。
「あのよ、名前、俺、、、、卒業したら、ブラジルに行こうと思うんだ、、、」
最初は何を言っているのかわからなかった
「最近近くにチェーン店のラーメン屋できただろ。俺、親父のラーメン屋もっと色んな人に食べて欲しいんだ。」
まだ何を言っているのかわかんないよ。
「それとブラジルに行くこと関係あるの?」
「、、俺はコーヒーとラーメンを小さい頃から食べてきた。あんまり他人には理解されなかったけどよ。どっちも大好きなんだ。ブラジルに行って、コーヒーラーメンを完成させたいんだ」
まだわかんないよ
「、、うん?」
「大学生になるだろ、俺はお前に待ってろとは言えねぇ。悪い。」
「うん、、ごめん、、ちょっと整理する時間が欲しい」
そこからはあまり覚えてない。
とりあえず、家に帰ってお風呂に入って寝た。
あれから約1週間。
私はジャッカルと初詣に来ている。
会うのはあの日以来だった。
微妙は空気が流れつつも、会話をしながら参拝を済ませた。
私は、あの日来た公園にジャッカルを誘った。
「あのね、ジャッカル。
私、よく考えたんだけどね。
正直よくわかんなかった。でもね、待ってるなんて私も言えないんだ。」
「あぁ、、、」
「ねぇ、ジャッカル、、ほんとに行くんだね。」
「あぁ、、、」
ほんとにね、まだわかんないよ。でもね、、、
「私は、あなたを立派だと思う。」
「ありがとう、、、」
そのまま私とジャッカルは別れた。
わかんないよ。多分、これからも、、
でもきっと待ち続けるの。
コーヒーラーメンを、、
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