短編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
今日は卒業式
3年生にとって高校最後の日
私の想い人が卒業する日
ひょんな事で入った生徒会
その副会長をやっていたのが増田さん…
とにかく優しくていつもフォローしてくれる
たまに意地悪な時があるけど
その後の笑顔が破壊力抜群
そっこーで好きになってしまった
でも、未だに"好きだ"とは言えずに
今日まで来てしまった
「増田くん。第2ボタン下さい。」
「ごめんね。制服一式知り合いにあげる約束してるからあげられないんだ。」
「そうなんですか…」
「そういう訳で俺行くね」
ちょっと待っ…
そんな感じでどんどん声をかけてくる人に断りを入れていく姿を遠目から見ている
「○ちゃーん」
「あ、手越くん」
「まっすー大変そうだね」
「来年は手越くんだよ。覚悟しておかなきゃ笑」
「そうだな笑」
「否定しないんだ笑」
「まっすーよりかわすのうまいから大丈夫。それより見てるだけでいいの?」
「…うん。」
「後悔しない?」
「しない!楽しかった思い出いっぱいあるから」
「そっか。○ちゃんがいいなら俺はいいけど…」
「いつも応援、ありがとうございました!」
「いや。俺はなんもしてないよ」
「そんなことないよ。手越くんのポジティブな意見、結構助けてもらったから」
「でも、結局気持ち言わないんでしょ」
「言わない。」
「2人で何やってんだよ。」
「まっすー卒業おめでとう!」
「ありがとう。あ、シゲが向こうで手越探してたぞ笑」
「まじ!?じゃあ俺シゲの所行くわ!」
「…なぁ。いつまで黙ってんの?」
「黙ってる訳じゃ…」
「じゃあ喋ってよ」
「そんな急に喋れと言われましても…」
「じゃあ、俺に言うことないの?」
「…増田さん卒業おめでとうございます。」
「うん。ありがとう。」
「………」
「だけかよ笑」
「…副会長業務、お疲れ様でした」
「うん。それで?」
「それで?って?」
「他はないの?伝えたい事」
「…な、い、です…」
「そっか。じゃあ俺から」
「はい。なんでしょう」
スルっ
「えっ。これ…」
「ネクタイ。見てわかんない?」
「いや、それは分かりますけど…さっき知り合いにあげるって…」
「なに?聞いてたの?」
「…聞いてたというより…聞こえた的な…」
「ふっ。まあ、さすがにネクタイはいらねぇだろ!それにこれは男避けっつうか…」
「…?」
「はぁ。ほんと鈍感」
「○。好きだ。だからこれ、つけとけ!」
グッ
「//っ、」
「俺以外に尻尾ふんじゃねぇぞ!分かったな!」
「//ぅん。」
「んで。俺に言う事は?」
「…増田さんが好き…です。」
「やっと言った。素直な奴にはご褒美やるよ」
ちゅ
「これで○は俺だけのもの」
3年生にとって高校最後の日
私の想い人が卒業する日
ひょんな事で入った生徒会
その副会長をやっていたのが増田さん…
とにかく優しくていつもフォローしてくれる
たまに意地悪な時があるけど
その後の笑顔が破壊力抜群
そっこーで好きになってしまった
でも、未だに"好きだ"とは言えずに
今日まで来てしまった
「増田くん。第2ボタン下さい。」
「ごめんね。制服一式知り合いにあげる約束してるからあげられないんだ。」
「そうなんですか…」
「そういう訳で俺行くね」
ちょっと待っ…
そんな感じでどんどん声をかけてくる人に断りを入れていく姿を遠目から見ている
「○ちゃーん」
「あ、手越くん」
「まっすー大変そうだね」
「来年は手越くんだよ。覚悟しておかなきゃ笑」
「そうだな笑」
「否定しないんだ笑」
「まっすーよりかわすのうまいから大丈夫。それより見てるだけでいいの?」
「…うん。」
「後悔しない?」
「しない!楽しかった思い出いっぱいあるから」
「そっか。○ちゃんがいいなら俺はいいけど…」
「いつも応援、ありがとうございました!」
「いや。俺はなんもしてないよ」
「そんなことないよ。手越くんのポジティブな意見、結構助けてもらったから」
「でも、結局気持ち言わないんでしょ」
「言わない。」
「2人で何やってんだよ。」
「まっすー卒業おめでとう!」
「ありがとう。あ、シゲが向こうで手越探してたぞ笑」
「まじ!?じゃあ俺シゲの所行くわ!」
「…なぁ。いつまで黙ってんの?」
「黙ってる訳じゃ…」
「じゃあ喋ってよ」
「そんな急に喋れと言われましても…」
「じゃあ、俺に言うことないの?」
「…増田さん卒業おめでとうございます。」
「うん。ありがとう。」
「………」
「だけかよ笑」
「…副会長業務、お疲れ様でした」
「うん。それで?」
「それで?って?」
「他はないの?伝えたい事」
「…な、い、です…」
「そっか。じゃあ俺から」
「はい。なんでしょう」
スルっ
「えっ。これ…」
「ネクタイ。見てわかんない?」
「いや、それは分かりますけど…さっき知り合いにあげるって…」
「なに?聞いてたの?」
「…聞いてたというより…聞こえた的な…」
「ふっ。まあ、さすがにネクタイはいらねぇだろ!それにこれは男避けっつうか…」
「…?」
「はぁ。ほんと鈍感」
「○。好きだ。だからこれ、つけとけ!」
グッ
「//っ、」
「俺以外に尻尾ふんじゃねぇぞ!分かったな!」
「//ぅん。」
「んで。俺に言う事は?」
「…増田さんが好き…です。」
「やっと言った。素直な奴にはご褒美やるよ」
ちゅ
「これで○は俺だけのもの」