いつか
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それは俺たちが小さい頃の約束…
「おおきくなったら、けっこんしようね」
「うん!えへへ…たかくんのおよめさんになれるのうれしい」
「うふふふ、ぼくもうれしいよ」
そんな約束をして何十年もたつ
俺と○は所謂幼なじみ
高校の時○から告白されて
ちょうど周りの女子の告白にもう
うんざりしていた
まぁ今思えば酷い話だが、言い訳代わりに○を利用していた。
俺の事を分かってくれていて、イライラしてる時には話かけて来ることもない。
デートだって部活優先に考えてた俺に『頑張って』と言ってくれる
そんなやつだった…
そして高校3年の文化祭の後夜祭で、俺の進路を伝えると『そっか。たかくん服好きだもんね。』
その時の顔は今まで見たことのない顔をしていた…
悲しそうな…寂しそうな…そんな顔…
それ以降、○に少し避けられる様になりそのまま卒業。
○の進路さえ知らず自然消滅。
服飾の学校へ入学した俺は
女子からの告白に断るのが面倒になり、誰かれ構わず付き合っていた。
どれも長くは続かず、ワンナイト的な関係の子も居たりした。
でも、課題が楽しくて没頭することが増え、付き合うことから遠ざかっていくと告白してくる事も少なくなった。
それからの俺はがむしゃらに服を作り続け、翌年には海外に研修に行かせてもらったりと実力を認めて貰え、さらには卒業する前に就職先も決まり順風満帆に過ごしていた。
そして5年前に独立して会社を経営している。
独立時、前の会社にいた手越が『まっすーが独立するなら俺もついていく!』と今言って会社をやめ、今俺の右腕として仕事をしている。
今の俺は服が作れればそれでいいと思っていた…
「まっすー、おはよ」
「おはよう小山」
朝早く俺に声をかけて来たのは秘書の小山
小山は手越と一緒で前の会社からの仲間だ
「まっすー、今日もお早いご出勤で!」
「ってか、昨日家に帰った?」
「…帰ったから服変わってるんだろ」
「いや。その服ここのクローゼットに入れてあったやつだし!」
「あー。小山うるさい。」
「俺はまっすーの体を心配してるんだよ?」
「…」
「ここの所忙しいのは俺が1番分かってるけどさ、ちゃんと寝ないと…」
「おっはよー!」
小山の遮るように来たのは手越だ
「おはよ。手越」
「手越ー。今俺大事な話してるの。大体社長室はノックして返事してから入って来いよ!」
「慶ちゃんは細かいな~。」
「な!て、手越が大雑把なんだよ!」
「2人共うるさい!とりあえず今すぐ出ていって!」
「慶ちゃんのせいでまっすーに怒られたじゃんかー」
「俺のせいなの?」
「あ゛ぁー!早く出てけ!」
2人そろって
「はーい」と言いながら出ていった。
やっと静かになった
確かに俺は昨日から寝てない。
いや。正確には1、2時間は、寝た。
小山の言う通り、この所忙しい。
忙しいのはありがたい。
会社の名前も認知してもらえつつあるし
だから、今が正念場だと俺は思っている。
コンコン
「はい」
「まっすー。コーヒー持って来たよ。」
申し訳なさそうに小山が入って来た
「ありがとう!」
「いいえ!」
「…まっすー。ほんとに大丈夫?
ちょっと顔色悪いよ?」
「…心配ありがとう。でも大丈夫。
次の新作デザイン完成させたら1日だけ休めるんでしょ?」
「うん。今の所ね…」
「それじゃ、休みの為に頑張りますか!笑」
「頑張って下さい。社長!」
「社長って言うな!」
「ははっ!じゃまっすー、俺は手越の所行くね!」
ふぅ〜。
さて、仕事しますか。
小山の言う通り少し体がだるい
ほんとに休みが必要かもしれないなぁ…
「おおきくなったら、けっこんしようね」
「うん!えへへ…たかくんのおよめさんになれるのうれしい」
「うふふふ、ぼくもうれしいよ」
そんな約束をして何十年もたつ
俺と○は所謂幼なじみ
高校の時○から告白されて
ちょうど周りの女子の告白にもう
うんざりしていた
まぁ今思えば酷い話だが、言い訳代わりに○を利用していた。
俺の事を分かってくれていて、イライラしてる時には話かけて来ることもない。
デートだって部活優先に考えてた俺に『頑張って』と言ってくれる
そんなやつだった…
そして高校3年の文化祭の後夜祭で、俺の進路を伝えると『そっか。たかくん服好きだもんね。』
その時の顔は今まで見たことのない顔をしていた…
悲しそうな…寂しそうな…そんな顔…
それ以降、○に少し避けられる様になりそのまま卒業。
○の進路さえ知らず自然消滅。
服飾の学校へ入学した俺は
女子からの告白に断るのが面倒になり、誰かれ構わず付き合っていた。
どれも長くは続かず、ワンナイト的な関係の子も居たりした。
でも、課題が楽しくて没頭することが増え、付き合うことから遠ざかっていくと告白してくる事も少なくなった。
それからの俺はがむしゃらに服を作り続け、翌年には海外に研修に行かせてもらったりと実力を認めて貰え、さらには卒業する前に就職先も決まり順風満帆に過ごしていた。
そして5年前に独立して会社を経営している。
独立時、前の会社にいた手越が『まっすーが独立するなら俺もついていく!』と今言って会社をやめ、今俺の右腕として仕事をしている。
今の俺は服が作れればそれでいいと思っていた…
「まっすー、おはよ」
「おはよう小山」
朝早く俺に声をかけて来たのは秘書の小山
小山は手越と一緒で前の会社からの仲間だ
「まっすー、今日もお早いご出勤で!」
「ってか、昨日家に帰った?」
「…帰ったから服変わってるんだろ」
「いや。その服ここのクローゼットに入れてあったやつだし!」
「あー。小山うるさい。」
「俺はまっすーの体を心配してるんだよ?」
「…」
「ここの所忙しいのは俺が1番分かってるけどさ、ちゃんと寝ないと…」
「おっはよー!」
小山の遮るように来たのは手越だ
「おはよ。手越」
「手越ー。今俺大事な話してるの。大体社長室はノックして返事してから入って来いよ!」
「慶ちゃんは細かいな~。」
「な!て、手越が大雑把なんだよ!」
「2人共うるさい!とりあえず今すぐ出ていって!」
「慶ちゃんのせいでまっすーに怒られたじゃんかー」
「俺のせいなの?」
「あ゛ぁー!早く出てけ!」
2人そろって
「はーい」と言いながら出ていった。
やっと静かになった
確かに俺は昨日から寝てない。
いや。正確には1、2時間は、寝た。
小山の言う通り、この所忙しい。
忙しいのはありがたい。
会社の名前も認知してもらえつつあるし
だから、今が正念場だと俺は思っている。
コンコン
「はい」
「まっすー。コーヒー持って来たよ。」
申し訳なさそうに小山が入って来た
「ありがとう!」
「いいえ!」
「…まっすー。ほんとに大丈夫?
ちょっと顔色悪いよ?」
「…心配ありがとう。でも大丈夫。
次の新作デザイン完成させたら1日だけ休めるんでしょ?」
「うん。今の所ね…」
「それじゃ、休みの為に頑張りますか!笑」
「頑張って下さい。社長!」
「社長って言うな!」
「ははっ!じゃまっすー、俺は手越の所行くね!」
ふぅ〜。
さて、仕事しますか。
小山の言う通り少し体がだるい
ほんとに休みが必要かもしれないなぁ…