いつか
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いつか…
それは私達が小さい頃の約束…
「おおきくなったら、けっこんしようね」
「うん!えへへ…たかくんのおよめさんになれるのうれしい」
「うふふふ、ぼくもうれしいよ」
そんな会話があったことをいい加減忘れようとしている間にもうすぐ30歳になろうとしている
「悪い□。これ明日までに入力お願い。」
そう私に書類をたんまりもって来たのは同期の
加藤シゲアキ
彼はこの会社の言わいる出来る男だ。
ただ残念なのは人見知りなこと
だから同期の私に仕事を頼んでくる事もしばしば…そしてその後必ず
「わりぃな、手伝わせてしまって…今度飲み行こーぜ!」
と笑顔で言われてしまう。
シゲには入社直後にお酒をしこたま飲まされて、彼…たかくんのことを知っている。
だからシゲと飲みに行くのは気が楽だ。
そしてシゲも叶わぬ恋をしているそうだ。
そう。シゲと私は『叶わぬ恋同盟』を結んでいる。まぁ、寂しい苦しい思いを慰め合うだけの飲み会なのだが…笑
「んじゃ、かんぱーい!」
カシャンッ
いつもどちらかが店を決めて適当に入る。
はじめはご飯を食べながら、会社への愚痴。
そして程よく酒が回ると『叶わぬ恋同盟』の話に…
どうやらシゲは彼氏がいてる女性に片思いしている。良くメールで相談に乗ってあげているそうだ。
彼女と会えた時はすぐに私にメールが来る。落ち込みながらも嬉しそうで、ちょっとかわいい奴だ♪
そして今日!なんとシゲはその女性に明日の夜、ご飯に誘われたらしく機嫌が良い♪そんなシゲを見ていると私も嬉しい!だからついつい飲みすぎてしまった…
「おぃ。□。帰れるか?」
「わりぃな。俺につきあわせて」
「大丈夫!だって嬉しくて!」
「シゲに少しでも進展があってさ!」
「□…ありがとな。俺、お前が同期で良かったよ。」
「そんな事言っても何にも出来ないわよ笑」
「まぁ、でも。ありがとう。」
「ちゃんと帰れるか?」
「大丈夫!なんとか歩いて帰れるし」
「そか。じゃあ、また明日。」
そう言ってシゲと別れた後、1人になるとやはり寂しいもので、とぼとぼ酔いを覚ましつつ部屋へと帰った。
あー。シゲいいなぁー。
私はたかくんが、どこで何しているか分からない
最後のたかくんの姿は高校3年の文化祭の後夜祭…たかくんの進路を聞いた。
あまりにもたかくんらしくて、でも幼過ぎた私にはショックでそれからたかくんを避けてしまい、あっという間に卒業してしまった…
その後は大学へ入って色んな人と付き合ったけど、やっぱりたかくんと比べてしまう私は恋する事を諦めてしまい
今や『叶わぬ恋同盟』なんかに所属している笑
あの時、避けずにいたら
別れずに済んだのだろうか…
なんて、後悔先に立たず…
たかくんは夢…叶えてるのかな?
もう、会うこと、話すこと出来ないけど叶えているといいな…
たかくんはかっこよくてかわいい人…
だからきっと可愛い彼女とかいて…
あぁー考えるだけで泣けてきた…
ダメだ…今日はほんとに飲みすぎた。
もう寝よう…
それは私達が小さい頃の約束…
「おおきくなったら、けっこんしようね」
「うん!えへへ…たかくんのおよめさんになれるのうれしい」
「うふふふ、ぼくもうれしいよ」
そんな会話があったことをいい加減忘れようとしている間にもうすぐ30歳になろうとしている
「悪い□。これ明日までに入力お願い。」
そう私に書類をたんまりもって来たのは同期の
加藤シゲアキ
彼はこの会社の言わいる出来る男だ。
ただ残念なのは人見知りなこと
だから同期の私に仕事を頼んでくる事もしばしば…そしてその後必ず
「わりぃな、手伝わせてしまって…今度飲み行こーぜ!」
と笑顔で言われてしまう。
シゲには入社直後にお酒をしこたま飲まされて、彼…たかくんのことを知っている。
だからシゲと飲みに行くのは気が楽だ。
そしてシゲも叶わぬ恋をしているそうだ。
そう。シゲと私は『叶わぬ恋同盟』を結んでいる。まぁ、寂しい苦しい思いを慰め合うだけの飲み会なのだが…笑
「んじゃ、かんぱーい!」
カシャンッ
いつもどちらかが店を決めて適当に入る。
はじめはご飯を食べながら、会社への愚痴。
そして程よく酒が回ると『叶わぬ恋同盟』の話に…
どうやらシゲは彼氏がいてる女性に片思いしている。良くメールで相談に乗ってあげているそうだ。
彼女と会えた時はすぐに私にメールが来る。落ち込みながらも嬉しそうで、ちょっとかわいい奴だ♪
そして今日!なんとシゲはその女性に明日の夜、ご飯に誘われたらしく機嫌が良い♪そんなシゲを見ていると私も嬉しい!だからついつい飲みすぎてしまった…
「おぃ。□。帰れるか?」
「わりぃな。俺につきあわせて」
「大丈夫!だって嬉しくて!」
「シゲに少しでも進展があってさ!」
「□…ありがとな。俺、お前が同期で良かったよ。」
「そんな事言っても何にも出来ないわよ笑」
「まぁ、でも。ありがとう。」
「ちゃんと帰れるか?」
「大丈夫!なんとか歩いて帰れるし」
「そか。じゃあ、また明日。」
そう言ってシゲと別れた後、1人になるとやはり寂しいもので、とぼとぼ酔いを覚ましつつ部屋へと帰った。
あー。シゲいいなぁー。
私はたかくんが、どこで何しているか分からない
最後のたかくんの姿は高校3年の文化祭の後夜祭…たかくんの進路を聞いた。
あまりにもたかくんらしくて、でも幼過ぎた私にはショックでそれからたかくんを避けてしまい、あっという間に卒業してしまった…
その後は大学へ入って色んな人と付き合ったけど、やっぱりたかくんと比べてしまう私は恋する事を諦めてしまい
今や『叶わぬ恋同盟』なんかに所属している笑
あの時、避けずにいたら
別れずに済んだのだろうか…
なんて、後悔先に立たず…
たかくんは夢…叶えてるのかな?
もう、会うこと、話すこと出来ないけど叶えているといいな…
たかくんはかっこよくてかわいい人…
だからきっと可愛い彼女とかいて…
あぁー考えるだけで泣けてきた…
ダメだ…今日はほんとに飲みすぎた。
もう寝よう…
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