一方、街中で暴れている外道衆達は…

カゲカムロ「ハハハハッ!ナナシ連中、もっと泣かせろ!」

その時、カゲカムロの目の前に男性が転がり落ちてきた。

カゲカムロはその男性に刀を突きつけ…

カゲカムロ「こんな風にな!」

そう言って刀を振りかぶった、その時!

ポン!ポンポン!

「何だ?」

辺りに太鼓の音が響き、音がした方を見るとそこには丈瑠達が立っていた

丈瑠「そこまでだ外道衆」

カゲカムロ「その家紋、まさかお前ら!」

丈瑠「そのまさかだ！ショドウフォン」

丈瑠の声で四人も構える
丈瑠「一筆奏上！」

ショドウフォンで顔の前に「火」の文字を書く

龍之介は「水」
未子は「天」
千明は「木」
ことはは「土」
のモジカラをそれぞれ書くと変身ボタンを押してシンケンジャーに変身した。

丈瑠「シンケンレッド！志葉・丈瑠」

龍之介「同じくブルー「池波　龍之介」

未子「同じくピンク「白石　未子」」

千明「同じくグリーン「谷・千明」」

ことは「同じくイエロー「花織　ことは」」

それぞれ名乗りのポーズを決めると丈瑠がしめるの言葉を吐く。

丈瑠「天下御免の侍戦隊」

五人「シンケンジャー！参る」

アヤカシの合図でみんなそれぞれ戦いを始めた

丈瑠兄が先陣を切って戦いそれに続く四人の侍たち

青の人は独特の動きをしているが丈瑠に近い剣術をもって戦っている

かなり練習していたに違いない

黄色の人は見た感じ僕と歳が近そうだったけどそれでもまだかなり離れている。

力が弱いみたいだが剣術は出来ている。
緑の人の戦いはどことなく危なっかしい戦いをしていた

ピンクのお姉さんはブルーの人たちと同じくらい剣術を持っていた

丈瑠に数体のナナシ連中が弓を構えて矢を丈瑠に向けて放つが丈瑠はそれを全て見切り叩き落す

そこで合流した五人の侍たちはナナシ連中の大群に囲まれた

ことは「殿様」
千明「うわぁーなんつぅ数だよ」

未子「これじゃあきりがない」
龍之介「殿！貴方は私が守りますここは下がって」と右手で制止するが

丈瑠が前に出て秘伝ディスクを取り出した

丈瑠「お前は自分を守ってろ」
龍之介「え？」

丈瑠「面倒だ‥‥おい！」

僕が呼ばれた気がしたので振り返るとこちらに視線を向けていたので丈瑠に頷いた僕はショドウフォンを構えた

勿論ナナシ連中等に見つからない位置で
丈瑠が劣化大斬刀に変化させ大きく振り回す

丈瑠「しゃがめ」

戸惑う四人はすぐにしゃがんだ
ナナシ連中に向けて振り回すのと同時に
炎嵐という文字を書いて炎の嵐を作り上げあっという間に周りのナナシ連中を吹き飛ばす

ことは「すごい‥‥！」
龍之介「さすが…殿」

千明「でもよ、今の火の嵐みてぇのはどこから？」

龍之介「では、わたしも！！」