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第一幕:伊達姿五侍
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ー人間界ー
池波家
歌舞伎を披露する舞台の上では、1人の青年・池波流ノ介が今日披露する歌舞伎を練習していた
そこへ流ノ介の父が神妙な顔つきで現れた
父「流ノ介」
流ノ介「父さん」
父「今日の本番は頑張りなさい。最後になるかもしれないからな」
流ノ介「えっ?」
自然とお互いが正座でお互い向き合う形に座った
同時に流ノ介の父は懐から水と書かれた折神を出し流ノ介に渡す
それを受け取りもう一度父を見つめた。
父「どうやらその時が近い。我が池波家は代々志葉家に支える家柄。
心得は全て教えた通りだ。いざという時はいついかなる時でも、殿となる方の元へ。
そして「姫」がこの時代に現れたらしい…そのお方もお守りしろ。
何があっても。」
真剣な表情で言う父に大きくうなずいた。
流ノ介「はい」
父「まだ見ぬお前の仲間達も思いはおなじのはず」
とある幼稚園で子供達と遊んでいる女性は天のモヂカラを受け継ぎ…
ゲームセンターで遊んでいる青年は腰の部分にチェーンで繋がれた折神をぶら下げていた。
彼は木のモヂカラを受け継ぎ…
友達「千明お前…すげぇな」
千明「だろう?俺マジでこいうの得意なんだって」
竹林の中で笛を吹いている女性は、首にネックレスのように折り紙をひもで通してぶら下げていた。
彼女は土のモヂカラを受け継いでいる
幼稚園で子供たちの相手をしている女性の保育士さんもまた
折り紙を身近な場所に身に着けていた
この女性は天のモジカラを受け継いでいる。
同時刻、街中では隙間から現れたカゲカムロとナナシ連中が人々を襲っていた
「一気にいくかぁ!!」
「ナァァァァッ!!」
志葉家にて
獅子折神と戯れていた丈瑠の元に彦馬が慌てて駆け寄ってきた
彦馬「殿!外道衆ですが、ナナシ連中よりもさらに力のある
アヤカシまで動き出したとの事」
その言葉を聞いた丈瑠の顔つきは真剣なものになり、獅子折神をしまう
彦馬「最早一刻の猶予も。侍達を呼び出します」
そう言って持っていた矢を放とうとしたが丈瑠が止めた
丈瑠「待て!俺1人でやるって言っただろ?」
彦馬「いつまでもそのような事を。意地を張っている場合ではありませんぞ。
ドウコクの強さはご存知のはず」
丈瑠「だからだ!だから…そんな奴の戦いに巻き込んで良いのか?
会った事もない奴等を…それに小学生まで巻き込んで‥‥」
彦馬「亡き父上のお言葉、お忘れか?」
丈瑠の父は先代シンケンレッドとして戦い命を落としていた
丈瑠の父≪忘れるな!!
今日からお前が!
シンケンレッドだ!
落ちずに飛び続けろ決して逃げるな!外道衆からこの世を守れ!≫
身体にいくつくもの矢を刺されながらも最後の力を振り絞り唖然とする幼き丈瑠に火のエンブレムを手渡した‥‥
家は燃え盛る火の海になっていった!
大人になった今でもその新鮮の記憶が蘇るようだ。
彦馬「侍として生まれた者の宿命。皆、覚悟は出来ているはず。そして…それは殿も同じ。辛くとも背負わなければなりません!」
そう言って彦馬は「集」と書かれた文を巻き付けた矢を侍達に放った
そしてそれぞれの矢は、ゲームをしていた青年が食べようとした肉まんに…
子供と遊んでいた女性の側の木の幹に…
笛を吹いていた女性の額に先端が吸盤の矢が引っ付き…
女性「痛っ!痛たたた」
青年が披露していた歌舞伎の舞台上に矢が突き刺さった
彦馬は矢文を飛ばした後、部屋に入って畳を上げるとそこには4つのショドウフォンがあった
彦馬「これを。侍達は必ず参ります」
ショドウフォンを受け取った丈瑠は真顔で渋々頷いた。
そして丈瑠が馬とショドウフォンを書くと丈瑠専用の馬が現れた
「待ってください!!」
丈瑠が出陣しようとしたときに僕は声をかけた。
「僕も連れて行ってください!!」
丈瑠「駄目だ‥‥」
即答で答えられた時にはちょっとショックだった。
でもここで引き下がるわけにはいかない‥‥
僕だってやれば出来るんだから
「僕だって力はある!戦えないかもしれないけど
みんなの足手まといにならないように陰でサポートしますから!」
彦馬「危険ですぞ姫!外道衆に貴方が生きていることがバレれば…「わかっています」‥‥」
「素人が首を突っ込むようなことでもないかもしれないけど
これがもしこの世界に呼ばれた理由なら僕は置いてかれても走って追いかけます」
丈瑠のほうをみると深いため息を吐いた。
丈瑠「わかった」
彦馬「殿!!」
丈瑠「このまま迷子になられても困るしな…こいつなら本当に来そうだ‥‥
ただしわかってるだろうな…
絶対に命令は聞けよ?」
「はい!」
丈瑠に手をさし伸ばされて馬に乗る
そして馬を走らせて現場に向かった
彦馬「殿と姫のご出陣!!」
黒子たちが門をあけて数人が飛び出し家紋を広げて跪く
馬に初めて乗ったという密かな興奮を胸に持っていたショドウフォンを片方の手で握りしめて
丈瑠の腰を掴む手に力を込めた
池波家
歌舞伎を披露する舞台の上では、1人の青年・池波流ノ介が今日披露する歌舞伎を練習していた
そこへ流ノ介の父が神妙な顔つきで現れた
父「流ノ介」
流ノ介「父さん」
父「今日の本番は頑張りなさい。最後になるかもしれないからな」
流ノ介「えっ?」
自然とお互いが正座でお互い向き合う形に座った
同時に流ノ介の父は懐から水と書かれた折神を出し流ノ介に渡す
それを受け取りもう一度父を見つめた。
父「どうやらその時が近い。我が池波家は代々志葉家に支える家柄。
心得は全て教えた通りだ。いざという時はいついかなる時でも、殿となる方の元へ。
そして「姫」がこの時代に現れたらしい…そのお方もお守りしろ。
何があっても。」
真剣な表情で言う父に大きくうなずいた。
流ノ介「はい」
父「まだ見ぬお前の仲間達も思いはおなじのはず」
とある幼稚園で子供達と遊んでいる女性は天のモヂカラを受け継ぎ…
ゲームセンターで遊んでいる青年は腰の部分にチェーンで繋がれた折神をぶら下げていた。
彼は木のモヂカラを受け継ぎ…
友達「千明お前…すげぇな」
千明「だろう?俺マジでこいうの得意なんだって」
竹林の中で笛を吹いている女性は、首にネックレスのように折り紙をひもで通してぶら下げていた。
彼女は土のモヂカラを受け継いでいる
幼稚園で子供たちの相手をしている女性の保育士さんもまた
折り紙を身近な場所に身に着けていた
この女性は天のモジカラを受け継いでいる。
同時刻、街中では隙間から現れたカゲカムロとナナシ連中が人々を襲っていた
「一気にいくかぁ!!」
「ナァァァァッ!!」
志葉家にて
獅子折神と戯れていた丈瑠の元に彦馬が慌てて駆け寄ってきた
彦馬「殿!外道衆ですが、ナナシ連中よりもさらに力のある
アヤカシまで動き出したとの事」
その言葉を聞いた丈瑠の顔つきは真剣なものになり、獅子折神をしまう
彦馬「最早一刻の猶予も。侍達を呼び出します」
そう言って持っていた矢を放とうとしたが丈瑠が止めた
丈瑠「待て!俺1人でやるって言っただろ?」
彦馬「いつまでもそのような事を。意地を張っている場合ではありませんぞ。
ドウコクの強さはご存知のはず」
丈瑠「だからだ!だから…そんな奴の戦いに巻き込んで良いのか?
会った事もない奴等を…それに小学生まで巻き込んで‥‥」
彦馬「亡き父上のお言葉、お忘れか?」
丈瑠の父は先代シンケンレッドとして戦い命を落としていた
丈瑠の父≪忘れるな!!
今日からお前が!
シンケンレッドだ!
落ちずに飛び続けろ決して逃げるな!外道衆からこの世を守れ!≫
身体にいくつくもの矢を刺されながらも最後の力を振り絞り唖然とする幼き丈瑠に火のエンブレムを手渡した‥‥
家は燃え盛る火の海になっていった!
大人になった今でもその新鮮の記憶が蘇るようだ。
彦馬「侍として生まれた者の宿命。皆、覚悟は出来ているはず。そして…それは殿も同じ。辛くとも背負わなければなりません!」
そう言って彦馬は「集」と書かれた文を巻き付けた矢を侍達に放った
そしてそれぞれの矢は、ゲームをしていた青年が食べようとした肉まんに…
子供と遊んでいた女性の側の木の幹に…
笛を吹いていた女性の額に先端が吸盤の矢が引っ付き…
女性「痛っ!痛たたた」
青年が披露していた歌舞伎の舞台上に矢が突き刺さった
彦馬は矢文を飛ばした後、部屋に入って畳を上げるとそこには4つのショドウフォンがあった
彦馬「これを。侍達は必ず参ります」
ショドウフォンを受け取った丈瑠は真顔で渋々頷いた。
そして丈瑠が馬とショドウフォンを書くと丈瑠専用の馬が現れた
「待ってください!!」
丈瑠が出陣しようとしたときに僕は声をかけた。
「僕も連れて行ってください!!」
丈瑠「駄目だ‥‥」
即答で答えられた時にはちょっとショックだった。
でもここで引き下がるわけにはいかない‥‥
僕だってやれば出来るんだから
「僕だって力はある!戦えないかもしれないけど
みんなの足手まといにならないように陰でサポートしますから!」
彦馬「危険ですぞ姫!外道衆に貴方が生きていることがバレれば…「わかっています」‥‥」
「素人が首を突っ込むようなことでもないかもしれないけど
これがもしこの世界に呼ばれた理由なら僕は置いてかれても走って追いかけます」
丈瑠のほうをみると深いため息を吐いた。
丈瑠「わかった」
彦馬「殿!!」
丈瑠「このまま迷子になられても困るしな…こいつなら本当に来そうだ‥‥
ただしわかってるだろうな…
絶対に命令は聞けよ?」
「はい!」
丈瑠に手をさし伸ばされて馬に乗る
そして馬を走らせて現場に向かった
彦馬「殿と姫のご出陣!!」
黒子たちが門をあけて数人が飛び出し家紋を広げて跪く
馬に初めて乗ったという密かな興奮を胸に持っていたショドウフォンを片方の手で握りしめて
丈瑠の腰を掴む手に力を込めた