変換なしの場合雪奈になります
第一幕:伊達姿五侍
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祈り降るとき思いをつづらん
世を護り人を護るは
我が夜神の姓の役目
前を向きなさい
希望を持ちなさい
夢をかなえるのに流れ星はいらない
ただ只管思い願い続ければ
希望は叶えられん。
お母さんが…よく赤ちゃんの時に語ってくれた
この言葉を聞くといつも思うことがある自分は何のために存在してきたのか…
世界を平和にするために必要な存在と
自分に希望をくれる大好きな言葉だから‥‥
僕は…両親が死んでも…生きる希望を持つことができた‥…
心地よい眠りから誰かによばれた声が聞こえて
重たい瞼をゆっくりと開けると
木でできた天井だった。
辺りを見渡してみると
どうやら和風の家のようだ‥‥
「ここ…は?」
「気が付いたのか‥‥」
スゥウと静かに襖をあけて入ってきたのは
かっこいい系のお兄さんだった。
ちょっと不愛想っぽい印象が付けられるが
人は見た目で判断してはいけないと、思う。
「貴方は‥‥?」
「俺か?‥‥俺は「志葉 丈瑠」この家の主なんだが…
お前は何であの場所に倒れていたんだ?」
「あの場所?」
丈瑠「…覚えていないのか?俺たちの前に
突然光となって現れたんだ‥‥」
わからない‥‥
そもそも何で気を失っていたのかさえも
わからない。
丈瑠side
倒れていて保護した
と伝えると…心当りがないのかうーんと考え込んでいた。
しばらくするとジィがやってきた。
彦馬「殿…あの方はお目覚めになりましたでしょうか?」
と目上に対する敬語を使っていた。
なんで、ジィが敬語を使ってるんだ?
どこからどう見ても俺より年下で
まだ小学生のように思える‥‥もしかして志葉家と何か関係があるのか?
丈瑠「あぁ、今目覚めたところだが…」
彦馬「…っ!おお、「姫」貴方様が生きておられてこの彦馬とてもうれしゅうございます。」
丈瑠・雪奈「「姫!?」」
俺も少女もわけがわからないと言うように首を傾げた‥‥
何でこいつが姫になるんだ?
丈瑠「ジィ…姫っていうのはどいうことなんだ?」
彦馬「それはですね…貴方「夜神」という苗字の持ち主ですよね?」
「…っ!どうしてそれを‥‥
確かに僕の名前は夜神 雪奈ですけど
あなた方とは初対面ですよ?」
彦馬「確かにそうかもしれません。夜神家…あなたの母上様は
「夜神 奏」様では?」
「‥‥っ!?どうして母の名前を‥‥」
夜神奏…だれだ?どこかで聞いたことがあるような名前だ。
丈瑠「ジィ…話が進まん。
俺たちにわかるように説明しろ」
彦馬「はい、実はですね、夜神家というのは
志葉家の次に偉い地位の家計なのです。」
丈瑠「なに!?」
「えっ!?」
彦馬「夜神家失くしては志葉家もまた戦う力を持たなかったとされています
夜神家には特殊なモジカラも存在しており
その家計の血筋者にしか扱えないとか‥‥それ故に大いなる力も秘めていると聞きます。」
これを見てくださいと一つの巻物を懐から取り出した。
夜神一族の力
選抜者が祈りをささげることにより
相手に力を増幅させたり、治癒能力を使うことができる
力の全ての解明は出来ておらず謎に包まれている
血祭りドウコクにより壊滅した幻の一族
‥‥生き残りがいるらしいが、消息は不明
いつの「時代」に現れてもおかしくはないと綴られていた。
彦馬「どうやら壊滅寸前に貴方のお母さま17代目当主「夜神 奏」様が
貴方をお守りするために最後の力を振り絞り
夜神家の力を使ったと思われます」
‥…お母さんが‥‥僕を護るために‥‥
丈瑠「‥‥だが、その力について詳しく知らないんだろう?」
彦馬「ええ…残念ながら‥‥」
丈瑠「で‥‥これからどうするんだ?」
と僕の方へ視線を向けてきた。
「僕は‥‥一人で大丈夫ですから」
とご迷惑をおかけしましたと言って布団から出ようとすれば
彦馬さんがお待ちくださいと立膝を付いて止める。
彦馬「‥‥もし、外道衆の輩に貴方様が生きていることがバレれば
狙われる危険性があります!一人になるのは危険かと‥‥」
丈瑠「だが、戦いに巻き込むわけにもいかんだろう」
「‥‥僕は母も父もいないですし、そもそも違う世界から来ました」
彦馬「‥‥違う世界?」
「ええ…生まれた時から僕はその世界で暮らしていました。
ですが、次に目が覚めればこの場所にいました
自分でもどうしてここにいるのかわからないんです。」
丈瑠「違う世界に来たという証明は」
「‥‥志葉家…というのは侍に変身すると聞いたことがあります。
それで不思議なモジカラを使って戦うんでしょう?」
丈瑠「何で…それを」
「‥‥上手く説明は出来ませんが、僕の世界では貴方はheroとして
テレビの番組でやっていましたそれで活躍を知っているんです。
だからあなたたちのことも知っている。
帰る場所も変える世界もない異端者な僕に力が合ってそれを必要としているのであれば‥‥喜んで力になります。
僕を‥‥置いてくれせんか?」
丈瑠「‥…」
彦馬「私は勿論そのつもりでいますが‥‥」
とちらりと丈瑠を見る彦馬
丈瑠「‥…わかった、異世界の話信じるか信じないかの云々は
保留にして…今は、体を休めることに専念しろ…話はそれからだ」
「ありがとうございます。
改めて「夜神 雪奈」ですよろしくお願いします」
と頭を下げると‥‥あぁと短く返事をして出て行った。
何はともあれ少しでも受け入れてくれてよかった。
とほっと胸をなでおろして横になり目を閉じた。
世を護り人を護るは
我が夜神の姓の役目
前を向きなさい
希望を持ちなさい
夢をかなえるのに流れ星はいらない
ただ只管思い願い続ければ
希望は叶えられん。
お母さんが…よく赤ちゃんの時に語ってくれた
この言葉を聞くといつも思うことがある自分は何のために存在してきたのか…
世界を平和にするために必要な存在と
自分に希望をくれる大好きな言葉だから‥‥
僕は…両親が死んでも…生きる希望を持つことができた‥…
心地よい眠りから誰かによばれた声が聞こえて
重たい瞼をゆっくりと開けると
木でできた天井だった。
辺りを見渡してみると
どうやら和風の家のようだ‥‥
「ここ…は?」
「気が付いたのか‥‥」
スゥウと静かに襖をあけて入ってきたのは
かっこいい系のお兄さんだった。
ちょっと不愛想っぽい印象が付けられるが
人は見た目で判断してはいけないと、思う。
「貴方は‥‥?」
「俺か?‥‥俺は「志葉 丈瑠」この家の主なんだが…
お前は何であの場所に倒れていたんだ?」
「あの場所?」
丈瑠「…覚えていないのか?俺たちの前に
突然光となって現れたんだ‥‥」
わからない‥‥
そもそも何で気を失っていたのかさえも
わからない。
丈瑠side
倒れていて保護した
と伝えると…心当りがないのかうーんと考え込んでいた。
しばらくするとジィがやってきた。
彦馬「殿…あの方はお目覚めになりましたでしょうか?」
と目上に対する敬語を使っていた。
なんで、ジィが敬語を使ってるんだ?
どこからどう見ても俺より年下で
まだ小学生のように思える‥‥もしかして志葉家と何か関係があるのか?
丈瑠「あぁ、今目覚めたところだが…」
彦馬「…っ!おお、「姫」貴方様が生きておられてこの彦馬とてもうれしゅうございます。」
丈瑠・雪奈「「姫!?」」
俺も少女もわけがわからないと言うように首を傾げた‥‥
何でこいつが姫になるんだ?
丈瑠「ジィ…姫っていうのはどいうことなんだ?」
彦馬「それはですね…貴方「夜神」という苗字の持ち主ですよね?」
「…っ!どうしてそれを‥‥
確かに僕の名前は夜神 雪奈ですけど
あなた方とは初対面ですよ?」
彦馬「確かにそうかもしれません。夜神家…あなたの母上様は
「夜神 奏」様では?」
「‥‥っ!?どうして母の名前を‥‥」
夜神奏…だれだ?どこかで聞いたことがあるような名前だ。
丈瑠「ジィ…話が進まん。
俺たちにわかるように説明しろ」
彦馬「はい、実はですね、夜神家というのは
志葉家の次に偉い地位の家計なのです。」
丈瑠「なに!?」
「えっ!?」
彦馬「夜神家失くしては志葉家もまた戦う力を持たなかったとされています
夜神家には特殊なモジカラも存在しており
その家計の血筋者にしか扱えないとか‥‥それ故に大いなる力も秘めていると聞きます。」
これを見てくださいと一つの巻物を懐から取り出した。
夜神一族の力
選抜者が祈りをささげることにより
相手に力を増幅させたり、治癒能力を使うことができる
力の全ての解明は出来ておらず謎に包まれている
血祭りドウコクにより壊滅した幻の一族
‥‥生き残りがいるらしいが、消息は不明
いつの「時代」に現れてもおかしくはないと綴られていた。
彦馬「どうやら壊滅寸前に貴方のお母さま17代目当主「夜神 奏」様が
貴方をお守りするために最後の力を振り絞り
夜神家の力を使ったと思われます」
‥…お母さんが‥‥僕を護るために‥‥
丈瑠「‥‥だが、その力について詳しく知らないんだろう?」
彦馬「ええ…残念ながら‥‥」
丈瑠「で‥‥これからどうするんだ?」
と僕の方へ視線を向けてきた。
「僕は‥‥一人で大丈夫ですから」
とご迷惑をおかけしましたと言って布団から出ようとすれば
彦馬さんがお待ちくださいと立膝を付いて止める。
彦馬「‥‥もし、外道衆の輩に貴方様が生きていることがバレれば
狙われる危険性があります!一人になるのは危険かと‥‥」
丈瑠「だが、戦いに巻き込むわけにもいかんだろう」
「‥‥僕は母も父もいないですし、そもそも違う世界から来ました」
彦馬「‥‥違う世界?」
「ええ…生まれた時から僕はその世界で暮らしていました。
ですが、次に目が覚めればこの場所にいました
自分でもどうしてここにいるのかわからないんです。」
丈瑠「違う世界に来たという証明は」
「‥‥志葉家…というのは侍に変身すると聞いたことがあります。
それで不思議なモジカラを使って戦うんでしょう?」
丈瑠「何で…それを」
「‥‥上手く説明は出来ませんが、僕の世界では貴方はheroとして
テレビの番組でやっていましたそれで活躍を知っているんです。
だからあなたたちのことも知っている。
帰る場所も変える世界もない異端者な僕に力が合ってそれを必要としているのであれば‥‥喜んで力になります。
僕を‥‥置いてくれせんか?」
丈瑠「‥…」
彦馬「私は勿論そのつもりでいますが‥‥」
とちらりと丈瑠を見る彦馬
丈瑠「‥…わかった、異世界の話信じるか信じないかの云々は
保留にして…今は、体を休めることに専念しろ…話はそれからだ」
「ありがとうございます。
改めて「夜神 雪奈」ですよろしくお願いします」
と頭を下げると‥‥あぁと短く返事をして出て行った。
何はともあれ少しでも受け入れてくれてよかった。
とほっと胸をなでおろして横になり目を閉じた。