変換なしの場合雪奈になります
第二幕:極付粋合体
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シンケンジャーが集まってからの初めての朝
僕たちは五人ならんで半紙にモジカラの稽古をしていた
僕の場合は一文字ではなく
ニコトモジカラ
二つの文字を同時に扱うチカラのこと‥‥
それは夜神一族にしかできないといわれているが、そうではないと思う彼等五人の侍たちにも日々訓練を重ねていけば
二人でニコトモジカラが仕えるようになるかもしれない。
でも僕は更なる精進のため稽古に参加しているのだ
龍之介「はっ!」
龍之介さんは「沫」という文字を書くとそれが実体化して自分の服に水をかけてしまったようだ
隣にいたことはは「石」という文字を書くと石に変化しそれが龍之介さんの足に当たってしまい
足を抑えているのを見てことはさんが「ごめんなさい」と謝っている。
未子さんは「風」を書くとさわやかな風が未子さんの顔にそっと吹きガッツポーズを取る
それをみていた彦馬さんは
彦馬「ホォー中々やるのぉー」
丈瑠「‥‥どうかな…」
僕たちの後ろでそれをみていた丈瑠が千明さんと僕を見ていた
「‥…っ」
半紙には「草風」とかくも反応を示さなかった
モジカラを多く込めて使おうとすればやはり体力がいる
本来僕のモジカラは「雷」と「炎」を司っている
他のモジカラを使うのにはまだ早かったのだろうか‥‥。
その隣では「草」と書いてみるも何の反応を示さないのを見て
「なんで?」と呟く千明さんがいた
千明「あぁ!こう!」
同じ紙に書いていくがやはり反応がない、その原因に気づいている彦馬さんは扇子で千明さんの頭を叩く
千明「痛ってぇー!!」
彦馬「書き順が違う」
千明「アァ‥‥って何すんだよ!!マジで痛かったし!」
彦馬「うるさい‥‥自分の文字も碌に書けないようであれば
殿や姫のお役にはたてんぞ?」
千明「そのお姫さんだってモジカラ扱えてねぇじゃねぇか!!」
僕をびしっと指さす千明さんに
心がグサッと来る‥‥
やはりまだまだ未熟だと改めて知った。
「‥‥っ」
彦馬「あ、嫌…千明!お前…姫様はなぁ!」
「ごめんなさい!ちょっと‥‥喉が渇いちゃったみたいなので
お茶をもらってきます」
僕はその場から離れた。
丈瑠「‥…」
龍之介「千明!!今のはいいすぎだぞ!?姫と殿前で!」
千明「その…殿っていうのやめない?」
龍之介「なに!?」
千明「俺達時代劇ごっこしに来たわけじゃないしさ…
それに俺あいつの家来でもなんでもないしさ」
丈瑠はその場から立ち上がり
千明を見下ろすようにしていう。
丈瑠「俺を殿様だと思わなくていい…だがな軽い気持ちでシンケンジャーやるなら…いますぐ首だ…」
千明「勝手に決めんなよ」
丈瑠「勝手に決める…役に立たない奴は必要ないからな…」
丈瑠は雪奈の後を追いかけるようにしてその場を離れた…
千明「あいつ‥‥感じ悪っ…」
また扇子で叩かれた千明は悲痛の声を上げる。
モジカラの稽古がうまくいかずに千明さんに指摘されてしまい
心に少し痛みがきて気まずい雰囲気になってしまった僕はいてもたってもいられずにその場から逃げるように離れた‥‥
「‥…はぁ…」
こいう時は歌を歌えば気がまぎれるかもしれない…
そう思い選んだ曲は
きみがくれたもの
最高の~思い出を♪
口ずさんでいると丈瑠兄の気配を感じて振り返る
丈瑠「‥‥大丈夫か?」
「…丈瑠…うん、平気だよ
少し疲れちゃっただけだし!
それに稽古が上手くできなかったのは本当だから…」
と少しだけ俯く。
「何でもできるようにならないと戦いに巻き込まれたときに足を引っ張ると嫌だから…
出来ないことを出来るようにするのは当たり前だし‥
元の世界に帰るためだから」
丈瑠「…お前は十分によくやっている…むしろあの千明よりは侍の覚悟がある…
あいつの言ったことは気にするな…」
微笑んで僕の頭を撫でた。
丈瑠「あいつには侍としての戦い方・・覚悟…全てにおいてまだまだ半人前だ
丁度いい機会だしな‥
あいつに自覚してもらうためにもし戦いがあった場合は一人でやらせようと思う」
「…でも、それって危ないんじゃ」
丈瑠「それでだめだったら
そこまでの人間ということだ
生半可な覚悟の奴はいらない
この世を護るためにはな」
そういって丈瑠は自分の部屋に戻ってしまったのだ。
僕たちは五人ならんで半紙にモジカラの稽古をしていた
僕の場合は一文字ではなく
ニコトモジカラ
二つの文字を同時に扱うチカラのこと‥‥
それは夜神一族にしかできないといわれているが、そうではないと思う彼等五人の侍たちにも日々訓練を重ねていけば
二人でニコトモジカラが仕えるようになるかもしれない。
でも僕は更なる精進のため稽古に参加しているのだ
龍之介「はっ!」
龍之介さんは「沫」という文字を書くとそれが実体化して自分の服に水をかけてしまったようだ
隣にいたことはは「石」という文字を書くと石に変化しそれが龍之介さんの足に当たってしまい
足を抑えているのを見てことはさんが「ごめんなさい」と謝っている。
未子さんは「風」を書くとさわやかな風が未子さんの顔にそっと吹きガッツポーズを取る
それをみていた彦馬さんは
彦馬「ホォー中々やるのぉー」
丈瑠「‥‥どうかな…」
僕たちの後ろでそれをみていた丈瑠が千明さんと僕を見ていた
「‥…っ」
半紙には「草風」とかくも反応を示さなかった
モジカラを多く込めて使おうとすればやはり体力がいる
本来僕のモジカラは「雷」と「炎」を司っている
他のモジカラを使うのにはまだ早かったのだろうか‥‥。
その隣では「草」と書いてみるも何の反応を示さないのを見て
「なんで?」と呟く千明さんがいた
千明「あぁ!こう!」
同じ紙に書いていくがやはり反応がない、その原因に気づいている彦馬さんは扇子で千明さんの頭を叩く
千明「痛ってぇー!!」
彦馬「書き順が違う」
千明「アァ‥‥って何すんだよ!!マジで痛かったし!」
彦馬「うるさい‥‥自分の文字も碌に書けないようであれば
殿や姫のお役にはたてんぞ?」
千明「そのお姫さんだってモジカラ扱えてねぇじゃねぇか!!」
僕をびしっと指さす千明さんに
心がグサッと来る‥‥
やはりまだまだ未熟だと改めて知った。
「‥‥っ」
彦馬「あ、嫌…千明!お前…姫様はなぁ!」
「ごめんなさい!ちょっと‥‥喉が渇いちゃったみたいなので
お茶をもらってきます」
僕はその場から離れた。
丈瑠「‥…」
龍之介「千明!!今のはいいすぎだぞ!?姫と殿前で!」
千明「その…殿っていうのやめない?」
龍之介「なに!?」
千明「俺達時代劇ごっこしに来たわけじゃないしさ…
それに俺あいつの家来でもなんでもないしさ」
丈瑠はその場から立ち上がり
千明を見下ろすようにしていう。
丈瑠「俺を殿様だと思わなくていい…だがな軽い気持ちでシンケンジャーやるなら…いますぐ首だ…」
千明「勝手に決めんなよ」
丈瑠「勝手に決める…役に立たない奴は必要ないからな…」
丈瑠は雪奈の後を追いかけるようにしてその場を離れた…
千明「あいつ‥‥感じ悪っ…」
また扇子で叩かれた千明は悲痛の声を上げる。
モジカラの稽古がうまくいかずに千明さんに指摘されてしまい
心に少し痛みがきて気まずい雰囲気になってしまった僕はいてもたってもいられずにその場から逃げるように離れた‥‥
「‥…はぁ…」
こいう時は歌を歌えば気がまぎれるかもしれない…
そう思い選んだ曲は
きみがくれたもの
最高の~思い出を♪
口ずさんでいると丈瑠兄の気配を感じて振り返る
丈瑠「‥‥大丈夫か?」
「…丈瑠…うん、平気だよ
少し疲れちゃっただけだし!
それに稽古が上手くできなかったのは本当だから…」
と少しだけ俯く。
「何でもできるようにならないと戦いに巻き込まれたときに足を引っ張ると嫌だから…
出来ないことを出来るようにするのは当たり前だし‥
元の世界に帰るためだから」
丈瑠「…お前は十分によくやっている…むしろあの千明よりは侍の覚悟がある…
あいつの言ったことは気にするな…」
微笑んで僕の頭を撫でた。
丈瑠「あいつには侍としての戦い方・・覚悟…全てにおいてまだまだ半人前だ
丁度いい機会だしな‥
あいつに自覚してもらうためにもし戦いがあった場合は一人でやらせようと思う」
「…でも、それって危ないんじゃ」
丈瑠「それでだめだったら
そこまでの人間ということだ
生半可な覚悟の奴はいらない
この世を護るためにはな」
そういって丈瑠は自分の部屋に戻ってしまったのだ。