翌日

いつの間にか朝になっていた。

目を覚ますと見覚えのない部屋…

寝ぼけた頭であたりを見渡す…そうだ、僕は異世界に来てしまっていたことを思い出した…

夢ではなかった…。

「……っ、夢…じゃ…ない」

僕はどこか期待していたのかもしれない
また眠れば元の世界に戻り僕はいつも道理の生活を続けて居られるのだと…

別にこの世界が嫌いなわけじゃない…
ただ、NARUTOの世界は僕はあまり知らない

所々が曖昧のなんだよね‥‥
それに僕は異世界の人間…僕はこの世界でどう生きればいいんだ？

そんなことを思いながら頭を覚醒させているといい匂いがしてきた

「…んぅ？」

カカシ「あぁ、起きたんだねぇ…おはよう

気分はどう？」

起きたことに気づいた男性がこちらに振り返った
カカシさんだ…
「…あ、おはようございます…大丈夫です」

カカシ「よかった、…朝ごはんできたんだけど‥‥

アレルギーとか好き嫌いとか大丈夫かい？」


「…あ、はい特にないです」

着替えが無いためにカカシさんの服を着させてもらったけど
洋服がぶかぶかでTシャツはワンピースのようになってしまっていた


カカシ「……ごめんねぇ、やっぱり俺のじゃでかかったね

後で洋服を買いに行こうね」

ご飯を食べながら僕の服装を見て苦笑いしながら言った

朝食後ワンピース状のまま僕はカカシさんと手をつなぎ
商店街をあるいていた。

あたりを見渡しながらなれない雰囲気というか
懐かしい雰囲気が強かったため不思議な気分だ…

カカシ「取りあえず呉服屋にいこうかねぇ」

色々服が置いてあったチャイナ系のようなものが多いようだ

カカシ「好きな服を選んでいいよ」

火影様からお金ももらっているからねと付け足したように言うカカシさん…。

シンプルで動きやすい服がいいなぁ…

と思い色々見て回った。

値段を見ながら3～4着ぐらいを求めた。

カカシ「そんなに少なくていいの？

お金のことを気にしてるんでしょう‥‥気にしなくていいヨ
火影様から、沢山もらっているからねぇ」

「……でも、」

カカシ「他にも買うものがあるんだったら遠慮なくいってね」

「……えっと、…」

カカシ「…ん？」

「…し、下着を…///」

顔を赤くしながら言ってたカカシさんも少し動揺したのか赤くなって反らした。

下着の売っている店を案内してもらった店の前で待っていると言っていたカカシさんに声をかけた人がいた…

？「あれ？カカシじゃない」

？「カカシじゃない…どうしたの？ここ女性ものの店よ」

と美人のお姉さんがいた。
カカシ「あぁ…紅か……変な誤解をするなよ…俺の買い物じゃないから…」

この子のことだよ…と指さすと紅さんと呼ばれた方が僕の方を見る

「…？」

紅「…え？この子…どこの子？…まさか、あんたの隠し子！？」

カカシ「えぇ？！あのねぇ…ちが紅「可愛いじゃなーい！！」…

‥‥ちょっと…」

紅さんにぎゅっと抱きしめられてしかも豊富な胸に押しつぶされる勢いで窒息しそうになり

「…く、……苦しぃ…」

紅「…どうしたの？この子」

カカシ「はぁ…紅…ユキナが苦しそうヨ」

紅「…！ごめんなさいね」

ごほっごほっと咽ながら大丈夫ですとこたえる
カカシさんが僕のことを事情説明と紹介をしてくれた

紅「…そぅ…そんなことがあったの…」

悲し気な表情をする…同情しているようだ。

まぁ、僕としては嘘をついていることに罪悪感を持っているけどね
内心苦笑いしながら表情ではきょとんしている。

カカシ「俺が預かることになってんのよ」

紅「‥そういうことね、それで彼女に必要な生活用品を買いに来たというわけね…」

カカシ「そゆうこと」

紅「でもさすがにこの店に入りずらいでしょう…いいわ、私が付き合ってあげる！」

なんやかんやで僕と紅さんの買い物がSTARTした。

それから数分後買い物を終えた…カカシさんの元へ戻るともう一人見知らぬ男性がやってきた。

あの人は…確か、

紅「…あら？アスマじゃない」

そう、アスマ先生だったね

アスマ「ん？…紅こんなところにいたのか」

紅「あら、私を探してたの？」

アスマ「いや、別に大したようじゃないんだけどな

…その子供は…？」

紅「あぁ、この子は…」

再び説明を開始し、数分後納得して僕と同じ目線になり頭を撫でた
アスマ「お前も…辛かったんだな…

よく頑張ったな！これからは俺たちに甘えていいんだぞ」

イケメンな笑みをいただいた。
ありがとうと伝えた

カカシ「…さて、…もうお昼近いどこかで飯にするか」

アスマ「ならこの子の歓迎会も含めて焼肉でもどうだ？」

紅「いいわね！今日は今のところ任務もないし」

というわけで四人で焼肉屋へ行くことになった
その前にカカシさんの家により荷物を置いてから向かった。

沢山おいしいものを食べさせてもらい
お腹がいっぱいになったまさかこの世界に来てすぐに焼き肉に連れて行ってもらえるとは思ってもいなかったから尚更美味しく感じた