秋島フィーリング島では
それから1時間後…
僕はポケポケの実を使いこなすために色んなポケモンの姿になり修行をしていた。

今使えるのは…
ピカチュウ
ロコン
キュウコン
グレイシア
ルカリオ
セレビィ
スイクン
エンティ
ライコウ
ルギア
シャワーズ
イーブイ
エーフィ―
ブラッキーなど…覚えている限りのポケモンは使えるようになった
何気にピカチュウの姿が気に入っているので今現在は長時間使えるようになるためポケモンの姿でいる。

ゾロside

俺は刀屋へ行くために街の方へ歩いていった…はずだったんだが
いつの間にか知らない丘の上まで来てしまった…

ゾロ「…あぁ？ここは…どこだ？」

するとガサガサと音が聞こえて俺は思わず剣を構えて振り返る
ゾロ「誰だ！」

人の気配はない…でも何かがいる…

ガサガサと音を立てたところに近寄る
ひょことを姿を現したギザギザの黄色い尻尾に俺は眼を見開いた

何故なら今までこんな変な生き物を見たことがなかったからだ

「…ピカッ？…ぴっ！」

ネズミみたいな黄色いそれは俺と目が合った。

ゾロ「なっ！」

「ピッ！！」

ビクッと体が震えたと思えばどこかへ逃げようとするそれに俺は思わず話しかけた

ゾロ「ま、待て！！」

ピタッと止まり俺の方へ振り返る変な生き物

ゾロ「俺は街へ行きたいんだが…道を教えてくれないか？」

と変な生き物に何を訊いているんだが…俺はしばらく待って
頭をかきながら「やっぱりなんでもねぇ」と言って別の方向へ歩き出し探そうとするが…「ピッカ！」と声を上げたそれは俺についてこいと言うように走り出した

ゾロ「待て！！」

小さい身体のくせに意外と素早いなこのネズミは一体何なんだ？

電光石火などの技を試してから数分後人の気配を感じ近くの茂みに隠れて様子を見てみると欠伸をしながら緑色の頭の三本の刀を腰に下げた男が現れた

僕の気配に気づいたのか刀に手を当てながら僕の方へ近づいてきた
まずいな…こいつが危ない奴かもしれないし…
どうする？

・攻撃する
・逃げる
・様子を見る
・姿を現してみる

‥‥謎のコマンドが頭の中に流れてきた…なに？この選択肢から選べと？

…うーんこの男…どこかで見たことがあるんだよな…どこだっけ？

なんて思っているといつの間にか男が僕の方に急接近して尻尾がピンと立った。

「…ピカッ？…ぴっ！」

僕と男が目が合った。

ゾロ「なっ！」
僕の姿を見て目を見開く男…
男の驚いた声に僕の身体が震える…
「ピッ！！」

よし、逃げよう！そう確信した僕はそのまま走り出そうとするが‥

ゾロ「ま、待て！！」

慌てた様子で僕に制止を求めたために思わず立ち止まり男を見る
ゾロ「俺は街へ行きたいんだが…道を教えてくれないか？」

…男はしばらく待って僕の様子をうかがっているようだ
頭をかきながら「やっぱりなんでもねぇ」と言って別の方向へ歩き出し探そうとする男…なんだこいつ迷子か…←

なんて思った僕は親切心から「ピッカ！」と声を上げたそれは男についてこいと言うように走り出した

ゾロ「待て！！」

言葉は通じないが理解したのか僕を追いかける男…。

暫くの間鬼ごっこが始まった。
電光石火でも使ってみようかな…なんて遊び心を抱き始めて
僕は技を繰り出した…
さらに加速する僕にどこまでついてこれるかな？

なんて思いながら速度を速める。

そして，僕が働いているバーにたどり着いたために
バンと扉を開いてお客さんに気づかれないようにマスターのところへと走り出す

「…ん？なんだ…なんか扉が開いたぞ？」

麦わら帽子の少年が料理を大量に積み上げている

マスター「……ん？…あぁ、帰ってきたのか？」

「…ん？おっさん！誰か来たのか？」

マスター「ん？…あぁ、従業員なんだが、今日は休みを取らせているんだ…」

「…でも誰もいないぞ？」

カランカラン

マスター「いらっしゃい！」
「お、ゾロ！お前もこっちに来たのか！」

ゾロ「……ルフィか、ここに黄色いネズミみてぇのきてねぇか？」

ルフィ「…黄色いネズミ？…きてねぇよ？」