僕の世界ではワンピースという漫画のアニメが大人気だ
一人の少年が海賊王を目指して仲間を集めて海に出るという
冒険ファンタジーの世界…

僕もCMくらいは聞いたことあったが内容まではあまりしらない

皆がトリップしたいな～とか話しているのを聞いたことがある
僕は生憎とそいう話は信じていないタイプのほうだった。



ちなみに僕は小学生だが毎日が勉強を中心に動いている

空手を習っていて将来は何になりたいかなんて言うのは
特に考えていない‥‥。

友達の話に耳を傾けているだけの僕

友達の草太がワンピースファンのためによく話を聞く

草太「それでな？ルフィと兄の火拳のエースがさぁとってもいい感じなわけよ！！」

と話をしている

草太「それで思ったんだけどよ…ワンピースの世界でポケモンの能力を自由自在に使えたら最強じゃねぇ？って思うんだ！」

「‥‥？なんで？」

草太「だってよぉ～能力者は海水が苦手なんだぜ？

だったら水タイプのポケモンがいたら最強じゃん！！

僕はどっちかっていうとピカチュウが好きなんだけどな…
好きなポケモンのタイプは

ピカチュウとシャワーズ
ルカリオとかグレイシアとか
ウィンディとか…

色々…


「はいはい、エースとルフィが大好きなのはよくわかったから」

と草太の話を受け流す

そして僕はいつも通り、家に帰る道を行くために河川敷を通る

すると何故か今の季節は冬なのに咲くはずのないサクラが咲いている

≪‥‥‥‥、時は‥‥来れり‥‥


運命は‥‥大きく‥‥変わる≫


「‥‥え？」

聞こえるはずのない男性の声に…
桜風吹が舞い僕の身体を包み込んだ



≪‥‥‥‥大きくなったな≫

その呟くような声は聞こえなかった‥‥