俺はユキナが目が覚めたとき何故か知らないがとても嬉しかった。
船医を呼びに行ったあと航海士のユウトに呼ばれた

ユウト「あっ！船長！もうすぐ次の島につきます」
エース「おう！そうかなんて島だ？」
ユウト「・・確かアバリア島という島です・・・。どうしますか？上陸しますか？」

エース「・・う～んそうだな・・そろそろクルーたちも島に下りたい頃みたいだし食材とかも買わないといけないしな降りるか！船員たちに伝えて置いてくれ

あとユキナが目が覚めたみたいだから船医呼んだから俺もいかねぇと・・」

ユウト「ユキナ？・・・ああ！あの小人みたいな子ですか・・わかりました。船員には俺から伝えておきます」

エース「ああ！助かるぜじゃ行って来るな」

そう思って急いで医務室に向かおうと足を進めると医務室のまえの手すりにあいつが目を見開いて唖然と海を眺めていた・・。

小さいから飛ばされるぞ？！と思い声をかけた
エース「おまえ・・こんなところで何してんだ？風でも飛ばされて海に落ちたら大変だぞ？もう動いても平気なのか？」
ユキナは俺に気がつき振り返る

「・・・ここ・・もしかして・・海のど真ん中？」
突然んなことを聞かれたから声が裏ごえっちまった・・。

エース「へ？・・あっ・・ああ！

俺たちはなぁ食料が足りなくなったから近くの海賊船を襲ったんだけどたまたま、捕虜がいてな・・そいつらは全員助けて今頃別の小船で近くの島までいる。

他にもいないかと探してたらケースに閉じ込められているおまえを見つけてな酷い怪我だったもんだから俺の船で手当てをしてもらったんだ」

俺はなんの前触れもなくユキナにこの船に乗っている理由を話した
するとユキナは納得したような少し考えるそぶりをみせる。

ユキナと話しているとシンが慌てた様子でこっちに走ってきた
「なんだいたのか」とは失礼な奴だな←と思ったが水に流してやろう・・

おれたちはユキナがどうしてあの船にいたのか・・ついでに過去も聞いた・・。
俺が思ったよりも辛い経験をしているようだ・・。

それに・・親はいるが・・両方失っている・・
今は誰もいない・・・家族も・・仲間も・・

昔の俺と似ているな

俺はこいつを仲間にしてぇ…

能力とか・・特殊とか小人とか関係なしに！

俺はこいつを支えてやりてぇ・・そう思ったときには

エース「行くところがないんなら・・俺たちと一緒にくるか？」
そう口走っていた

「・・・・いいのぉ？こんな僕でも」