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不穏な影
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僕を本当の妹のように可愛がってくれた・・
とても優しい男だったはずの・・・
人間だった
彼は二番隊の船員で元僕たちの仲間である・・
コック「ナルロ」だったからだ・・
「・・・な・・・んで・・なの?・・・ナルロ・・?」
あまりのショックの大きさに驚き空いた口が閉じない・・
僕の声は震えていて振り絞っても途切れ途切れになっている・・
視界はぼやけていてきっと涙がたまっているんだろう・・まさかもとスペード海賊団で裏切りがでるとは思わなかったからだ
ナルロ「・・・」
冷たい目でじーっと見下ろすナルロに僕は思わず震えた・・・・
こんなのナルロじゃない・・!
「ねぇ・・震)・・ここで・・何をしているの?・・・ナルロ・・。ナルロは・・四番隊に入ったんじゃないの?」
ナルロ「・・・」
それでも沈黙を続けているナルロ
そう・・元スペード海賊団はナルロは四番隊にユウトは航海士チームにシン兄はアラタの元で船医をやっているアルヴィスはエース兄のサポートで二番隊にいる
それぞれが得意なものを生かしてこの船で活躍していると聞いた・・
それなのに・・
「・・・ナルロ・・」
ナルロ「・・・・・・には・・・・・・なかった・・」
「えっ?!」
僕はそっとナルロが目を閉じている瞬間にポケットに忍ばせている電電虫を押すと白ひげの部屋に直通で今の会話は筒抜けであろう・・
prrrrr
白ひげががたんと物音を立てた
「ナルロ兄・・裏切ったの?・・・どうして?涙目)」
ナルロ「・・・おまえだけには・・みつかってほしくなかった・・」
「・・・えっ・・・ナルロは・・僕達のことが・・・嫌いに・・なったの?」
ナルロ「・・違う・・」
「・・なら・・どうして?海軍のスパイをやっていたの?」
ナルロ「・・・俺は元々「海兵」だったんだ・・俺は任務でお前らスペード海賊団に潜入操作していたんだ・・」
「・・・じゃあ・・・あのとき笑いあっていたことも・・冒険したり・・宴を楽しくやっていたときのことも・・・全部・・・」
全部・・演技だったの?
僕が1番嫌いなのものは「裏切り」という言葉である・・
僕は人間たちの騙しにより仲間たちが殺されて失望した・・
もう人間たちなんか信じられないと思っていたのを・・
ナルロやエース兄たちがそれを証明してくれたんだ・・
それなのに・・信じられないよ
もう何を信じたらいいの?涙目)
僕の一滴の涙は海楼石で出来た透明のガラスケースの床にピちゃんと落ちて濡れた
とても優しい男だったはずの・・・
人間だった
彼は二番隊の船員で元僕たちの仲間である・・
コック「ナルロ」だったからだ・・
「・・・な・・・んで・・なの?・・・ナルロ・・?」
あまりのショックの大きさに驚き空いた口が閉じない・・
僕の声は震えていて振り絞っても途切れ途切れになっている・・
視界はぼやけていてきっと涙がたまっているんだろう・・まさかもとスペード海賊団で裏切りがでるとは思わなかったからだ
ナルロ「・・・」
冷たい目でじーっと見下ろすナルロに僕は思わず震えた・・・・
こんなのナルロじゃない・・!
「ねぇ・・震)・・ここで・・何をしているの?・・・ナルロ・・。ナルロは・・四番隊に入ったんじゃないの?」
ナルロ「・・・」
それでも沈黙を続けているナルロ
そう・・元スペード海賊団はナルロは四番隊にユウトは航海士チームにシン兄はアラタの元で船医をやっているアルヴィスはエース兄のサポートで二番隊にいる
それぞれが得意なものを生かしてこの船で活躍していると聞いた・・
それなのに・・
「・・・ナルロ・・」
ナルロ「・・・・・・には・・・・・・なかった・・」
「えっ?!」
僕はそっとナルロが目を閉じている瞬間にポケットに忍ばせている電電虫を押すと白ひげの部屋に直通で今の会話は筒抜けであろう・・
prrrrr
白ひげががたんと物音を立てた
「ナルロ兄・・裏切ったの?・・・どうして?涙目)」
ナルロ「・・・おまえだけには・・みつかってほしくなかった・・」
「・・・えっ・・・ナルロは・・僕達のことが・・・嫌いに・・なったの?」
ナルロ「・・違う・・」
「・・なら・・どうして?海軍のスパイをやっていたの?」
ナルロ「・・・俺は元々「海兵」だったんだ・・俺は任務でお前らスペード海賊団に潜入操作していたんだ・・」
「・・・じゃあ・・・あのとき笑いあっていたことも・・冒険したり・・宴を楽しくやっていたときのことも・・・全部・・・」
全部・・演技だったの?
僕が1番嫌いなのものは「裏切り」という言葉である・・
僕は人間たちの騙しにより仲間たちが殺されて失望した・・
もう人間たちなんか信じられないと思っていたのを・・
ナルロやエース兄たちがそれを証明してくれたんだ・・
それなのに・・信じられないよ
もう何を信じたらいいの?涙目)
僕の一滴の涙は海楼石で出来た透明のガラスケースの床にピちゃんと落ちて濡れた