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とあるグランドラインの広くそびえる海に・・一隻の海賊船が航海中だった・・。
甲板では何人かの男たちがくつろいでいたり掃除をしたりしてまったりと過ごしていた。
旗を掲げるところにはドクロの海賊旗が掲げられていた

甲板の先端部分に座っている一人の男がいた。オレンジのテンガラハットに黒髪そばかすが特徴の男がニィと笑いながら潮風に当てられ海を眺めていると船員が一人話しかけてきた

そばかすの男「はぁ～・・・いい天気だなぁ～暇だぁあああ～」
船員「仕事してくださいよ！船長・・汗)」
船員「船長～！！」

そばかすの男「ん？どうした？ナルロそんなに慌てて・・敵か？」
ナルロと呼ばれる男は走ってきたためか肩で息をしながら首を横に振った
彼はどうやらコックの一人らしい・・白いコック姿がよく似合う

ナルロ「違うんだ！もう食料がわずかしかないだから・・次の島で補給しないと飢え死になっちまう」

そばかすの男も含め船員全員が目を見開いた・・。
この広い海で食料もなしに航海するのは自 殺行 為だろう・・これをきにもう一人の船員が応える・・

アルヴィス「実は・・この船の資金もわずかしかない・・食料の補給するならまず金を集めないと・・」
そばかすの男「・・・？！マジか・・・島までどれくらいかかる？ユウト」

アルヴィスはこの船の副船長である、見た目で誤解されやすいがかなりの仲間思いで頼れる副船長である。
ユウトと呼ばれる男がエターナルポースをみて応える

ユウト「ううん・・次の島まで着くのはこの調子で行くと・・五日はかかるぞエース船長・・。」

そばかすの男に向けて言う・・どうやら「エース」という名前らしい・・。
ちなみにユウトは航海士でナミの次にすぐれた航海術を持っている。

エース「・・・・食料のほうはどれくらい持ちそうだ？」
ナルロ「・・・船長がかなりの大食いですからねぇ・・今の食料だと二日分ぐらいしか持ちませんよ？」

エースは頭を抱えしばらく考えるそぶりを見せると何かを思いついたように顔を上げてニヤリと笑顔をみせて全員に言う・・。

エース「こいつは・・・久しぶりに海賊の奇襲をするかニヤリ)」

ナルロ「・・っとそうなりますよね」
ユウト「当たり前だろう・・これじゃあ俺たちが島に着く前に飢え死にしちまう」