目を覚ますと知らない天上だった・・・
薬品の臭いがツーンと鼻くる・・・此処は・・医務室？

ぼやける視界が次第に覚醒していてく隣に目線を送ると白い板みたいのがみえる・・
・・ここは・・ケースの中？

僕はそのときあのときのトラウマを思い出した・・
そうエース兄と出会うまえの商船で捕まってたときに閉じ込められた「海楼石のケース」
あれのせいで力が抜けて動けずにいたんだ・・

・・ここはどこ？
エース兄は？みんなは？！

僕はガバッと身体を起した
ズキンっ
「っ！？」
想像を超える痛みに僕は思わず悲鳴を上げそうになるが・・なんとか耐えて再び横になった
ピッピッピッと音がなるほうをみると血がパックに入っていてその管が僕に繋がれていた・・

？・・どいうことだ？
そんなことを考えているとカーテンが開く音が聞こえた

シャラ
ナース「？！・・あなた目が覚めたのね！？よかった気分はどう？」

「・・！？」
入ってきたのはナース服？をきた女の大人間だった・・・
だれ？

知らない人に話しかけられて戸惑うぼくはとりあえず知らない船にいるのは確か・・警戒を強めて睨んだ・・

「・・っ睨)」

ナース「大丈夫よ・・そんなに警戒しなくても微笑)貴方貧血でさっきまで生死を彷徨っていたんだから！」

「・・・！・・は・・」
ナース「？」

「エース兄や・・・みんなは・・どこだ！」

ナース「彼等なら無事よ・・この船にいるわ」
「・・・っ・・ここは・・」

医師「白ひげ海賊団の船だ」

「「？！！」」
「誰だ！？」

医師「俺の名前は「アラタ」この船の船医をしている。診察してもいいかね？」

「・・・っ・・(スペード海賊団の人間以外に触れられるのは・・嫌だ)」

アラタがユキナにケースをあけて触れようとしたが・・
バシッ

アラタ・ナース「「！！？」」

「・・僕に触れるな！エース兄たち以外の大人間なんて・・信じられない！」

甲板でエースやサッチたちが待機していると医務室が騒がしくなり何かが割れる音が聞こえて悲鳴もきこえた

エース「っ？！」
サッチ「なんだ！？あの騒ぎは何かあったのか？」
エース(もしかして！)
サッチ「あっ！おい」
目が覚めたことを察知したエースがサッチの制止もきかずに医務室にはいると案の定ユキナがエースはどこだーっと叫んでいた

設定
名前＝アラタ
白ひげの船医兼戦闘員である。
性格は明るいがたまに大雑把でめんどくさがりである。

「エース兄は・・・どこだ・・はぁ・・はぁ・・」

ナース「だめよこれ以上暴れたら傷が開いちゃうわ！汗)」
「うぅ・・ズキン)」

すばしっこく動き回る小人に手を焼いていた
そこへバァアンと荒々しく扉を開けて入ってきたのはユキナが捜し求めていたエースだった
エース「ユキナ！！目が覚めたんだな！」

「っ？！・・はぁ・・はぁ・・エース・・兄ぃ？」

エース「そうだ・・俺だ！エースだ！」

エースの元気そうな顔をみて安どの表情を浮かべた小人はふらりと倒れ床に尽く寸前でエースの大きな掌がその小さな身体を受け止めた。
エース「ユキナ！」

「・・すぅー・・・すぅ・・」

エース「よかった・・ホッ)」
アラタ「助かったよ・・キミ・・あの子をとめてくれて」

寝ているユキナをそっとベットに寝かせるエース

エース「こいつはなぁ・・奴 隷にされそうなところを俺たちが偶然助けたんだ・・そんときも随分荒れてたけど・・次第いに心を開いてくれたまだ俺たち以外の人間を信じられねぇのも無理はねぇさ」

アラタ「そうだったのか・・」

その日から３日後目が覚めた小人はエースにより説得されて治療を受けることにした
それからじょじょに回復していき何もしないとわかったユキナは少しずつだが受け入れるようになってきた・・
エースは仲間のためとはいえ敵船に治療を御願いしたが、相変わらず打倒白ひげのようで船に乗ってから数日間白ひげに隙あらば戦いを挑みユキナの能力により引き上げられる

エース「・・はぁ・・はぁ・・悪いな・・ユキナ」
「・・うぅん・・エースはいつまで続けるの？」

エース「どいう意味だ？」

エースの顔が不機嫌になるのがわかる
でもこのままじゃなにも変わらないと思うんだ・・

「だって・・このまま戦い続けるのは意味がないって・・・エース兄も気がついているはずだよね？」

エース「・・・」

「僕はエース兄が白ひげを倒せないとは言わない・・エース兄が僕の力を必要とするなら勿論協力する・・でも・・エース兄が無茶をして怪我をしたりするのは・・もうみていたくないよ・・もっと自分の身体を大事にしてほしい・・」

エース兄は掌を僕に近づけた・・僕がその掌にのると目線のところまであげてきた

エース「・・・おまえだって俺を助けるために暴走までして暴れたってあいつらからきいた・・おまえも自分の身体大事にしろよ？」

「・・・ぅん・・」